福祉・医療

支援員に過度な期待をしてはいけない

 

 支援員に過度な期待をしてはいけない

 

 支援員には、障碍を全てわかってほしいと考えている人がいます。理想をかかげるのはいいけど、はっきりといってあり得ません。どうしてなのかということを、下に書いていきます。

 

 他人の苦しみはそもそもわからない

 女性がストーカー、セクハラで心に大きな傷を負ったとします。同じことをされた女性ならまだしも、男性にわかるはずもありません。男性である時点で、どうしようもなくなってしまっています。

 

 女性であったとしても、ストーカー、セクハラ被害のない人はわかりません。わからないことについては、理解できません。

 

 信頼できる人でなければ完全にゲームオーバーである

 相手の苦しみをわからなかったとしても、話を聞いてほしい、この人なら頼りにしたいと思っている場合なら、かろうじて救いは残されています。人望は苦しみの理解を超えることは、稀にあります。

 

 苦しみはわからないうえ、その人と一緒にいたくない場合は完全に詰んでいます。どのようなことをしても、プラスになることはありません。存在自体がマイナスです。

 

 まとめ

 障碍をわかってもらえることより、この人となら一緒にやっていける人を選択した方がよいでしょう。

 

文章:陰と陽

 

画像提供元 https://foter.com/f7/photo/32121570334/0b1e1fd5d7/

 

関連記事

  1. 障碍の「し」の字すらわからないサービス管理責任者の作成する支援計…
  2. 障碍者として生まれたために失ったもの
  3. 佐藤優, 池上和子『格差社会を生き抜く読書』(ちくま新書):ケア…
  4. 就労移行で聞いておきたい質問
  5. 障碍者割引よりも障碍者の収入アップにつなげてほしい
  6. 適切な支援をする難しさ【障碍者編】
  7. エジソンの言葉を障碍者支援に当てはめる
  8. 支援者の質を問う

おすすめ記事

世界の国と国旗☆第66回目 コンゴ共和国

皆様こんにちはLewis Abe(ルイス アベ)です。いつも…

エッセイ:『精進について』

精進について以前ご紹介した『北の無人駅から』(北海道…

生レバ禁止問題について

 客に生レバーを提供したとして、大阪府警摂津署が81歳の女性経営者を書類送検した。…

スピリチュアルなDIY!

へえ? じゃあ逆に聞きますが、『釣りマニア三平』なんてえタイトルで、気迫や凄みが伝わってくるとでも?…

同じ薬を複数の病院から処方されることで新しい発見がある

 同じ薬を複数の病院から処方されることは重要なのかもしれない。 筆者は腰の痛み止…

新着記事

PAGE TOP