コラム

樺沢紫苑著『精神科医が教える病気を治す感情コントロール術』あさ出版

 

樺沢紫苑著『精神科医が教える病気を治す感情コントロール術』あさ出版

 

今回は、30冊超、累計180万部以上、YouTube27万人等に精神医学などの情報をわかりやすく発信している精神科医で作家のこの著書を、感想を交えながら紹介したいと思います。

 

はじめに

記憶力が低下しているので定かではないのですが、最初、この先生を知ったのは、この人の『読んだら忘れない読書術』という本を買った時だったと思います。

それからYouTubeで動画を配信している(『精神科医・樺沢紫苑の樺チャンネル』)のを知り、この先生にはまりました。

 

内容

主にメンタル疾患に対して書かれた本だと思いますが、今、コロナ禍ということもありますが、感染症の予防に対して、また、身体疾患に対してもこの本は、効き目があります。

結論を言いますと、病気が治らない原因は、ズバリ「不安」だそうです。

この本で紹介されている感情コントロール術を少しずつでも実行することで、不安は減り、病気が一歩ずつ治っていくはずですと言われています。

 

感想

病気が治るには、病気と闘わない、そして、否認、受容、感謝の3ステップを踏むこととあり、私自身その3ステップを踏み、病気が少しずつ良くなることを実感しています。とても感謝しています。ありがとうございます。

今、病気ではない人も病気である人にも、ぜひ読んでいただきたいと思います。
それは、病気の家族を支える人も読むと、「病気を治す」ヒントが得られるからです。
また、すべての人が楽しく、明るく、健康に生きるために「感情コントロール術」は必須だからです。

 

追記:「感謝」まで行きついた後、社会貢献に向かう人がいますが、このレベルに到達すれば理想の状態になったと言えるでしょう。

 

 

https://www.youtube.com/user/webshinmaster/videos

©『精神科医・樺沢紫苑の樺チャンネル』

 

文章:シャーペン

関連記事

  1. 京阪電車のダイヤ改正を見て感じたこと(2023年8月26日ダイヤ…
  2. 区切りが着いた
  3. 就労移行で聞いておきたい質問
  4. 依存症への精神科医の拒否感は強い
  5. 軽作業でA型作業所を黒字化するのは難しい
  6. 情報化社会
  7. 役所の申請手続き(障碍者手帳等)は、時間が掛かり過ぎる
  8. いろいろな恩恵

おすすめ記事

障碍者として生まれたために失ったもの

 障碍者として誕生すると、いろいろなものを失うことになります。今回は発達障碍を抱えた…

障碍者施設は利用者の理不尽に耐えるのが仕事

 障碍者施設においては、一部の支援者の質が著しく低いように感じられる。利用者と同化し…

怖い話『キュクロプスの夜』

昨夜も嫌な夢を見た。ひとつ目の大男が何か棒のようなものを持って追いかけてくる夢だ…

怖い話『わたしも食べたい』

友人宅の玄関をガラッと開けて、「おーい、たこ焼き買うてきたでー」と声を掛けた…

『考えたい』

未来がどうなるかなんて誰にも分からない。けど……

新着記事

PAGE TOP