就労

障碍者支援機関に登録する際の注意点

 

 障碍者支援センターに登録しようと考える、障碍者は多いと思います。今回は登録する際の注意点について説明していきます。

 

・支援員は大半が健常者である

 障碍者支援に従事しているのは、大半が健常者といわれる人たちです。

 

 健常者に近い障碍者ならまだしも、一般社会に馴染めなかった発達障碍などは、話がかみ合うことはほとんどありません。「支援員が合わない、この人とはやっていけない、担当者を変えたい」という思いが強くなっていくことは充分に起こりえます。その場合については考えるようにしましょう。

 

 支援者と合わせるのが難しいのであれば、支援機関の登録を解除してもよいと思います。生活支援の恩恵だけを受けるという方法もあるかもしれません。

 

・支援員を選ぶことはできない

 自分で好きな支援員を選ぶことはできません。相性の悪い、やり方の異なる支援員に当たる可能性は否めません。

 

 支援員については選べる制度作りが必要かもしれません。そうすることによって、障碍者支援は前進するような気がします。

 

・支援員は固定されていない

 大きな支援機関では、担当者がちょくちょく変更されます。

 

 担当変更時の引継ぎはしているみたいですけど、発達障碍などの評価が変わりやすいタイプでは、真逆のことをいわれます。頭が混乱してしまい、自分の人生に支障をきたします。

 

 筆者は6年で4度も変更されていることから、支援者は頻繁に変わることもあります。

 

・支援機関の人は一カ月に一度くらいしか顔を合わせない

 一人で何十人も請け負っているからか、顔を合わせる頻度は少なくなります。十分な支援を受けられているかといわれると疑問符が付きます。

 

文章:陰と陽

 

画像提供元 https://foter.com/photo4/bordeaux-pont-chaban-delmas-sur-la-garonne/

関連記事

  1. 発達障碍は精神障碍2級の要素が強いように思う
  2. 職場で様々な課題と直面する発達障碍者へのアドバイス
  3. 格差を生み出す要因
  4. A型で在宅勤務を取り入れている作業所もある
  5. A型作業所、就労移行支援などの年齢要件見直し
  6. 短編小説 : 『縮まらない距離』
  7. 特別支援学校に通うメリットとデメリット
  8. 難しいと思う仕事でもやってみると...

おすすめ記事

コロナウイルスで夏の甲子園大会中止

  コロナウイルスの影響で夏の甲子園大会は中止となった。戦後では初ということで、異例…

『友達?親友?』

友達、親友この言葉に惑わされる世の中。ずっと友達。一生親友。…

怖い話『何にぶつかったのかわからない』

友人の頭にアザがある。まだ保育園にいたときにできたアザなのだが、なぜできたのかわ…

価値あるものを求めて

出典:© いらすとや. All Rights Reserved.皆さんは、ご自分のためにどのよう…

A型作業所に通う場合の注意点

  お金は欲しくとも、一般就労は難しいと考える障碍者もいると思います。そのような方は…

新着記事

PAGE TOP