時事問題

コロナウイルスの報道は偏っている

 

 コロナウイルスの報道を聞くたびに、日本人の脳の偏りを感じる。

 

 今回のターゲットとなっているのは飲食店。時短に応じない店については、店名を公表する方向性で話がまとまりつつある。

 

 飲食店はコロナウイルス感染を広げているように思えない。客の少ない状態で、声を出さずに食事をすれば、第三者に感染させる確率は極めて低いのではなかろうか。

 

 時短をしたからといって、コロナの感染を防げるのか疑問符が付く。同時間帯に客が集中しやすくなるため、コロナ感染のスピードを助長するリスクもある。

 

 飲食店を占めることによって、他の店に客が集中する事態も想定される。これまで以上に密になり、コロナの感染速度をあげるような気がしてならない。

 

 3~4月ごろにパチンコ店やキャバクラがターゲットになったのは記憶に新しい。証拠がないにもかかわらず、これらを悪であるというイメージを世間に植え付けた。営業している人からすれば、たまったものではないだろう。

 

 コロナウイルスにかかるのは、一カ所とは限らない。それにもかかわらず、どこかを悪者にしようとする風習はおかしい。日本人独特の他人を犠牲にして、自分の身を守ろうとする力が強烈に働いているような気がしてならない。自分がターゲットにならないよう、どこかに責任転嫁をしている。

 

 飲食店の次はどこがターゲットになるのか。生活必需品を提供している、スーパーマーケット、薬局などを悪とする風習が広がれば、日常生活に支障をきたすことになりかねない。

 

文章:陰と陽

 

画像提供元 https://foter.com/photo4/darts-target-bulls-eye-delivering-play-darts/

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