千代の国の二場所前の番付は幕下でした。幕下十二枚目で全勝優勝を果たしたことで、十両に昇進することになります。
西十両十一枚目で迎えた先場所も好調をキープし、14勝1敗の好成績で優勝を果たします。全勝に近い成績を収めたことにより、わずか一場所で十両から幕内に昇進することになりました。
千代の国は幕内で迎えた今場所においても、初日から6連勝と好調をキープしています。これから順調に星を伸ばしていけば、優勝も見えてくるのではないでしょうか。
階級違いの三場所連続優勝は序ノ口、序二段、三段目でたまに見かけます。小型人気力士の炎鵬が達成しました(他にも何人か達成している)。
幕下、十両、幕内で一場所ずつ優勝し、三場所連続優勝というのは記憶にありません。成績が良い場合、大関や横綱と対戦が組まれることもあり、そちらに勝つのは容易ではないということでしょう。
今場所は大関、横綱に休場者が多く出ているため、平幕優勝もありえないわけではありません。千代の国が幕下、十両、幕内で一場所ずつ優勝し、三場所連続優勝という珍しい記録を打ち立てるのを期待しています。
文章:陰と陽
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