生活

簡単にできる、節約手抜き料理のやり方

 

 主食、米の場合

 まず米の研ぎ方、『無洗米』ならそもそも洗う必要はありません。時間と水の節約になり、研ぎ方の上手下手の違いも出ません。

 

 普通米の場合は、精米していても米の表面に『肌糠』が残っていますが、今は精米技術が良くなっているので、ボウルに水と米を入れて、「泡だて器」で手早く10回ほどかき混ぜてしまえば米研ぎは終わりです。水の冷たい冬でも泡だて器を使えば冷たい思いをしないで済みます。

 

 普通米は、米研ぎをしないで炊飯すると酸化したすえた匂いがするので、どんなに手抜きを考えても、1回は米研ぎをしないといけません。

 

 玄米でも米を研ぐ必要はありません。今は炊飯器の性能が向上していて、そのうえ玄米炊飯モードがある機種が多いので美味しく玄米を炊くことが出来ます。

 

玄米はビタミンB1を初めとして、『ビタミン・ミネラル・食物繊維』が豊富で、理論上は玄米だけで生きていく上で必要な栄養を摂取することが出来るので、おかずの数を減らすことが出来て、結果的に節約と手抜きがはかどります。

 

 主食、小麦の場合

 小麦製品の場合ではスパゲッティーがかなり価格が安く、特に激安スーパーや酒類ショップの外国産スパゲッティーが一番安いです。

 

しかし、外国産スパゲッティーは百円ショップで売っている電子レンジで、スパゲッティーが茹でられる「電子レンジ調理器」に、二つに折らないと入らない物があるので注意してください。

 

百円ショップで売っているスパゲッティーソースを使えば、簡単に一食になりますが、安いスパゲッティーソースは2人前で1袋が多いので同じ味を続けて食べる羽目になります。

 

小麦粉も、比較的値段が安定しているので使い勝手が良いものです。小麦粉・牛乳・卵・砂糖でホットケーキ・パンケーキが作れます。ベーキングパウダーは無くても作れます。

 

 小麦粉・出汁・野菜・肉でお好み焼きが作れます。野菜はその時その時で価格が安いものを使えば食費を節約できます。キャベツが高いときは『ネギ・玉ネギ・もやし・ニラ・冷凍ミックスベジタブル』等色々選べます。肉も豚バラが高いときは『鶏肉・豚ひき肉・鳥ひき肉・合いびき肉・ハム・ベーコン・魚肉ソーセージ』等と色々と選択肢があります。

 

 安い食材

 もやしは価格が安い食材ですが、日持ちがしません1~2日置いておくと水気が出て臭みが出るので買ったその日に使い切るか過熱して冷蔵庫に入れて保存しましょう。

 

 キノコは生産工場で生産されているので価格が安定しています。キノコは出汁が良く出るので、出汁を取る手間を楽にしてくれる上に、低カロリーでビタミン・ミネラル豊富な食材です。

 

 人参・玉ネギも価格が安くいつでも売っている手に入りやすい食材でどんな料理にでも合う無難な食材、ピーマンも安く手に入りやすい野菜でヘタさえ取れば中のワタまで全部食べられる無駄のない食材です。

 

 タマゴは値上がりをしましたが今でも安く日持ちする、物価の優等生です。特売日のサイズ無選別品を選べば昔の値段で買うことが出来ます。

 

 肉は鶏肉・鳥ひき肉・豚ひき肉・合いびき肉の価格が安く安定しています。鳥ハツ・鳥レバーと豚レバーもクセがありますが、そのぶん価格はとても安いです。

 

 魚は肉より価格が高いので、30センチ位のサバが税抜き100円未満で売っていて自分でさばけるのでしたら買いです。

 

文章:北山南河

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