福祉・医療

脳卒中の方のための福祉事業所がある

 

 今回は脳卒中、脳梗塞のための方の就労移行について説明をしていきたいと思います。

 

 脳卒中、脳梗塞になってももう一度働きたい方などを対象にしているようです。(他の病気についてもOKではあるものの、身体障碍専門と書かれていることに注意)

 

 事業所の大きな特徴として挙げられるのは、作業療法士、理学療法士を常駐している点でしょう。就労移行施設においては非常に珍しい印象を受けます。

 

 就職を目指すまでに、身体機能、高次脳機能、日常生活動作能力などのチェックを行うのも特徴にあげられます。就労移行で能力検査を行うことによって、適性を見分けるのを目的としていると思われます。

 

 支援プログラムの脳機能検査、脳画像診断についても行っています。利用者の脳は正常に機能しているのかをチェックすることで、脳卒中、脳梗塞の方の詳細をわかるようにしていると思われます。

 

 週に一度の通勤訓練も就労移行ではあまり聞きません。どれくらいまで歩けるのかをチェックするいい機会になると思います。(基本的には通勤できないと話にならない)

 

 事業所では他にいろいろなプログラムを組んでいます。脳卒中、脳梗塞で働きたいという方は、下記に事業所及びホームページを掲載しておくので、詳しく調べてみましょう。

 

 事業所名

 脳卒中・身体障害専門就労支援センター「リハス」大塚 (東京都豊島区北大塚2-8-11)

 ホームページ

 https://rehas-job.k-qol.com/

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 厚生年金の枠拡大による障碍者へのメリット、デメリット
  2. 支援者ができるのは一つだけ【障碍編】
  3. 障碍者支援は生活管理を重点に相談してみよう
  4. 盲(視覚障碍)・聾(聴覚障碍)者のためのA型作業所の紹介
  5. 医療関係者は国家試験に合格する前提で採用されている
  6. 空気を読むのと他人の感情を理解するのは別問題【障碍者編】
  7. A型作業所を社内に作る企業が増えつつある
  8. 健康のために、「歯科検診」を受けよう

おすすめ記事

メンタルヘルスの本の出版に携わるA型作業所

 出版作業を行うA型作業所について紹介していきたいと思います。どうしてこの事業所なの…

浜矩子,城繁幸,野口悠紀雄,ほか『日本人の給料 – 平均収入は韓国以下の衝撃』宝島社新書

浜矩子,城繁幸,野口悠紀雄,ほか『日本人の給料 - 平均収入は韓国以下の衝撃』そ…

障碍者にとってのテレワークの良さ

 テレワークは発達障碍者にとって働きやすい環境になるのではないでしょうか。理由を下記…

頭が回らない時

「頭が回らない」という症状が、一時的であれば、あまり心配することはないと思われますが、病気のサインと…

小説:『借金を完済した直後にあの世に旅立った女性は異世界に転生(5)』

前回まで・『借金を完済した直後にあの世に旅立った女性は異世界に転生(1)』・…

新着記事

PAGE TOP