人間は愚痴をいう生き物といっても差し支えないほど、あちこちで不満合戦を起こしている。他人を悪くいう人と出会ったことのない者はいないと思われる。
愚痴はストレス解消になるものの、一時的なものに過ぎない。時間の経過とともに、不満は蘇ることになる。自分の脳裏から消さない限り、自分にデメリットをもたらす。
他人を悪くいう人で溢れかえっている中、愚痴をこぼさない人間もわずかながらにいる。聖人君子ともいえる心理は、どこから来ているのかなと思う。他人を憎む、恨んだことはないのだろうか。
他人のことを悪くいわない人間は心を明るくするため、距離を近づけたいとも思う。可能であるならば、そういうタイプとだけ接したい。プラスの要素だけといることによって、心はきれいになっていくのではなかろうか。
他人のことを悪くいったとしても、精神の状態を悪くするだけ。愚痴をいう癖のある人間は少しずつ減らしてみてはどうだろうか。そうすることによって、心を豊かにできると思われる。
*愚痴をいうと悪友しか集まってきません。負のスパイラルになるので、できる限りいわないようにしましょう。
文章:陰と陽