福祉・医療

豊富なプログラムを組んでいる、就労移行支援事業所(工賃も支給)

 

 今回は就労移行支援事業を行っている、Astage王子センター(東京都北区)について書いていきたいと思います。

 

 就労移行事業所では、事務職を目指したプログラムを組んでいるようです。基本的には事務を目指す人向けといえるでしょう。

 

 会社のホームページによると、利用者の65パーセントは精神障碍者もしくは発達障碍者となっています。身体障碍者は7パーセントと少数です。(利用者の年齢比率、どれくらいで就職できるのかといったデータもあるので、興味のある方は調べてみましょう)

 

 特徴として挙げられるのはプログラムの種類及び実習先の多さでしょう。50種類ものプログラムから自由に学べるため、初心者であっても取り組みやすい者も用意されていると思われます。

 

 100種類以上の実習先を持っているのも強みではないでしょうか。実際の職場で実戦経験を積むことで、課題や得意分野などを把握できると思います。

 

 就労移行ではあるものの、工賃は1日あたり800円支給されます。20日通所した場合、16000円とB型の月平均工賃と同じくらいになります。実践的な訓練を積んでいる分、B型よりも成長できる確率は高いと思われます。

 

 東京都の北区にある事業所なので、近くに住んでいる方は通所を検討してみてはいかがでしょうか。

 

文章:陰と陽

 

関連記事

  1. 伊藤周平『社会保障入門』(ちくま新書):ケアを考えるシリーズ3作…
  2. ハローワークにおける担当者と障碍者の意見の食い違い
  3. A型作業所、B型作業所の就職率と今後
  4. 障碍者の雇用保険(失業給付)
  5. 小説:『知的障碍を発症した女性は、入院先で少女と出会う 上』
  6. 条件を満たすことで調理師免許の資格を得られるB型作業所の紹介
  7. 精神安定剤を服薬中に事故を起こすと罪が重くなる
  8. 障碍者割引よりも障碍者の収入アップにつなげてほしい

おすすめ記事

あなたはよく道を訊かれますか?

いちど家に帰ったらその日は外に出たくないわたしです。…

【大相撲】幕下上位は過酷である

【大相撲】幕下上位は過酷である幕下上位(5枚目くらい…

【サッカー】日本代表、パラグアイ代表に4-1の快勝!

6月2日、ワールドカップに向けての強化試合、パラグアイ代表との国際親善マッチが行われました。札幌…

怖い話『古い写真』

もう何十年も昔、従兄がまだ幼い頃の出来事。ある昼下がりにお母さんが一人で、古い写…

A型で在宅勤務を取り入れている作業所もある

 A型作業所では会社内で働くことが多いけど、稀に在宅勤務の人員を募集しているケースも…

新着記事

PAGE TOP