コロナウイルスによって障碍者の解雇が増加傾向にある。今年の2~6月における解雇者数は1104人(前年度152人増)となった。一般人の大量解雇を実施されている中、社会的弱者である障碍者も確実に巻き込まれている。
障碍者への求人数も大幅に減少。厚生労働省のデータによると、5月の求職は前年度より36.1%も低下した。一般人の解雇を実施している中、障碍者を雇っている余裕はないと思われる(従業員を減らせば、障害者雇用は必要なくなる側面もある)。
厚生労働省は障害者雇用対策として、一般の法定雇用率を2.3%に上げる案を出すも不透明な状態である。障碍者にとって命綱になりかねないだけに、なんとか実施してほしいと願うばかりだ。(実施されるかで雇用継続、打ち切りなども変わりかねない)
当面はコロナウイルスにより、雇用は不安定な状態は続くと思われる。障碍者の仕事を確保できるような体制をきっちりと整えてほしいところ。社会的弱者の活躍の場を奪うようなことはあってはならない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/de736c3d892c536d0a867d4eee03f5a10f4504d4
©障害者の解雇増加 コロナ影響か、2~6月に1104人
文章:陰と陽