福祉・医療

発達障碍者からすると、利用者に寄り添うという企業理念はでまかせ

 

  障碍者施設の企業理念に、障碍者に寄り添った支援をすると書かれているのをよく見かける。10件の障碍者施設のうち、3件くらいはこのような内容を記している。

 

 発達障碍者からいわせてもらうと、完全なるでまかせであるといわざるを得ない。発達障碍の気持ちなど知る由もない健常者は、己の価値観を叩き込むことを当たり前のように行う。当事者からすれば小学生のいじめと何ら変わらず、価値観を完全否定をされているかのような印象を受ける。

 

 支援者の常識≠障碍者の常識となっていることも多く、話は噛み合わないのは当然といえる。勘の鋭い障碍者であれば、30分としないうちに共感するのは無理だと気づくのではなかろうか。

 

 発達障碍者といった理解されにくい障害を抱えている人は、支援機関を利用しなくてもよいのではなかろうか。支援をされているというより、人生を破壊されることに繋がりかねない。

 

*発達障碍者の筆者は健常者の人に介護を進められ、人生のうちの3年を棒に振りました。第三者は人生をよくするのではなく、破壊しようとすることを頭に叩き込ませましょう。

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 脳性麻痺があっても前に進み続ける
  2. 就労移行を利用したほうがよい障碍者
  3. 就労継続支援A型作業所が倒産する理由
  4. 初診のオンライン診察解禁(精神科のサイト付き)
  5. 『統合失調症』と薬物療法
  6. 介護事業所の管理者のテレワーク解禁
  7. A型作業所では利用者から支援員になれる可能性もある
  8. 車椅子の使い方

おすすめ記事

自己完成を目指して

日々怠ることなく自分を見つめ、自分を磨き、常…

照ノ富士の大関復帰が濃厚

 関脇の照ノ富士が13日目の相撲で、大関の正代を破りました。これにより、直近三場所の…

前野隆司著『実践ポジティブ心理学』のまとめ【第六回】

はじめに「ポジティブ心理学」は、90年代にアメリカ心理学会の会長であったマーティ…

A級順位戦の今後

順位戦のA級は7回戦(豊島―広瀬戦を除く)まで終了しました。成績を見ながら、今後を考えていきます。…

23年間、精神科に入院した男性が就職

 23歳から23年間精神科に入院した53歳の男性が、野瀬病院で働いています。 そ…

新着記事

PAGE TOP