福祉事業所において、アルコール依存から脱却することで、日常生活を取り戻していこうという事業所を発見した。障碍の種類を限定する(精神障碍や発達障碍など)事業所はちらほら見かけるものの、アルコール依存者を対象とするのは非常に珍しい。これまでに多くの事業所の企業理念を目に通したものの、アルコール依存から脱却することで、日常の生活を取り戻していこうという企業理念は見たことはなかった。
お酒は適量なら問題ないものの、飲みすぎることによって人間性は変わってしまう。攻撃的な性格になり、人に迷惑をかける事例はあとを絶たない。逮捕されて人生を棒に振るケースもあるなど、自分にも甚大な被害をもたらす。
知らない人もいるかもしれないけど、アルコール依存は精神障碍者手帳の対象となる(初診から6か月以上の経過及び断酒していることが手帳取得の条件)。国はアルコール依存は、立派な病気だと認定している。
断酒をすることによって人生を改善する。こういった理念を掲げる事業所が増えていくことで、アルコール依存者は減っていくのではなかろうか。
*アルコール依存者を対象とした事業所をあげます
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文章:陰と陽