福祉・医療

自分の幸せすらわからない支援員が、他人を幸福にするのははなっから無理

 

 障碍者支援における重大な欠落事項としてあげられるのは、障碍について分からないことである。

後天性の障碍ならどうにかなっても、発達障碍、ADHD、LDD、統合失調症、脅迫概念などを抱えている当事者は、支援者に分かってもらえないことに不満を抱えている。

 

 障碍について分からないだけならまだ救いはあると思う。支援員は人間としてさらに致命的な欠陥を抱えている。90パーセント以上の職員はどの道を歩んでいけば、自分自身の幸せにつながるのかすら分かっていないのだ。

 

 多くの人と接してきた中で、不幸の道を一直線に突き進もうとしているのを感じた。誰も後ろから突き落とそうとしていないにもかかわらず、自分から崖下に転落してしまっている。

 

 己を幸せにすることすらできないのに、他人の幸福を呼べることは常識的にあり得ない。どのような工夫を施したとしても、最終的に利用者を不幸にするという結論に落ち着いていく。末期がんにかかった患者さながらに、処置の施しようもない。

 

 幸せになる方法を分からない支援者では支援になるのは難しい。不幸にされないためにも、己の道は己で切り開いていきたいところ。支援者は人生をよくするのではなく、不幸の巻き沿いにするための人間もいるのだと頭にとどめておこう。

 

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 精神障碍者の自殺問題(大阪)について
  2. 佐藤優, 池上和子『格差社会を生き抜く読書』(ちくま新書):ケア…
  3. 支援員をつけて就職活動をした方がいいのか、支援員を付けない方がい…
  4. 厚生労働省のデータから見る就労移行支援事業
  5. 高次脳障害向けの支援を行う事業所を探してみよう
  6. 障碍者施設で長続きする人、すぐにやめてしまう人
  7. 障碍者の働くうえでの苦悩
  8. 障碍者本人が主役になろう

おすすめ記事

怖い話:『13階』

出典:Photo credit: bogenfreund on VisualHunt.com「家…

障がい者雇用率の引き上げについて

画像出典元:https://visualhunt.com/f7/photo/15434720586/…

個性の強い障碍者に読んでほしい、志村けんの名言

 今回のメッセージは、少数派の障碍者に対するものです。多数派の人間(健常者)はこの時…

詩:『ろこんろこん』

出典元:TEN TO TEN market PRESS…

障碍の診断を受け入れる勇気をもとう

 自分は障碍者ではない(障碍者手帳を取得したくない)。 そのような思いから、精神…

新着記事

PAGE TOP