生活

定価が安い靴 – 履くのは止めよう

 

 安い靴。このコラムでは3000円未満の普段使いのカジュアルな靴として書きます。近ごろは、ファストファッションが流行っていて、それが靴にまで広がっていますが、安い靴を使っていると最悪です。時として、ご自身と他人の命の危険があるのでやめましょう。

 

 安い靴を使っていると、靴底が低品質なので、膝の関節や腱に衝撃や負荷が掛かり、膝の障害の原因になります。膝関節の負荷に効くサプリメントが、マスメディアで宣伝されていますが意味はありません。解決手段としては、膝関節の問題に効く成分を、病院で膝関節に注射しないといけません。

 

 膝の腱になると、一度、痛めてしまうと、現在の医学では回復させる手段はありません。体重を落として膝に掛かる負担を減らして、これ以上ダメージが深くならないように、生活習慣を変えなければいけません。

 

 靴底が低品質なため、踏ん張りが効かず滑りやすいので、何もない所でも転倒し易くなります。履いている人間が、気にも留めないような地面の状態で転倒するので、受け身が取れず、大けがや障害が残ったり、あるいは怪我や死ぬことさえあります。

 

 特に石畳の床が滑りやすく、床が乾いていても滑りますし、ワックスを掛けた後や雨等の水で濡れていると、歩くのはもちろん、姿勢を変える重心移動だけでも、転倒するので大変危険です。濡れた石畳の坂は、登るのも降るのも立っているだけでも、正気を疑うような行為です。

 

 もし転倒した時に他人や物を巻き込んでしまったら、損害賠償を請求されるでしょう。損害賠償保険に入っていても賠償額が低かったり、保険が下りなかったり、巻き込まれた人が死んでしまったら、裁判を起こされてしまう可能性は否定できません。

 

法廷で、裸足より性能の低い靴を履いていたことを、過失と認定されるかもしれませんし、世間からも非難されるでしょう。厚底ブーツやハイヒールで、車を運転していて、靴のせいで事故を起こした人は、裁判で道交法や安全運転意識の低さが指摘され世間からも非難を浴びました。

 

安い靴は耐久性が低いので、2、3ヶ月で駄目になります。一足、2500円として一年で10000円から15000円以上(税抜き)掛かりますし、靴屋への行くための無駄な外出が増えます。

 

10000円から15000円のお金があれば、機能性の高い見た目も良いブランド物の靴が、少しの工夫で買うことが出来ます。それは生産中止になった前の型の靴を買うことです。別に生産中止になってない前の型でも良いのですが、生産中止になった物の方が、レアリティ性高いので精神的な満足感が高いと思います。

 

靴屋にとっては、旧型の靴は不良在庫なので50%割引とかが普通にあります。靴屋でサイズや履き心地や機能性を確かめて、ネットの靴専門通販サイトで買えばもっと安く買えます。

 

靴の良し悪しは、かなり心身に影響をあたえます。服はファストファッションでもあまり疲れませんが、靴は性能が低いと少し歩くだけでも(約6000歩未満)とても疲れます。死んだり怪我をしたりを避け、健康的に生きていくため性能の良い靴を履きましょう。

 

上から下までファストファッションで、腕時計だけ30万円とかするぐらいなら、性能の良い30000円の靴を50%引きで買う方が、安全性と健康度とクオリティーオブライフが上がります。

 

文章:北山南河

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