福祉・医療

A型作業所に通う場合の注意点

 

  お金は欲しくとも、一般就労は難しいと考える障碍者もいると思います。そのような方はA型作業所を検討するのではないでしょうか。

 

 A型に通所する場合の重要なことをあげていきます。

 

支援員はどういう人なのか(利用者も含む)

 

 作業所の顔ともいえる支援員、どういう人なのかをきっちりと確認するようにしましょう。

 障碍者と相性の良くなさそうな支援員であった場合、通所しない方が無難といえるでしょう。

  口コミなどを書かれている場合もあるので、そちらを参考にするとよいでしょう。 

 

職種

 

 就職に役立つスキルを学べる作業所を検討してみてはいかがでしょうか。お金をもらいながら、実戦的な経験を積むことで一般就労も見えてくると思います。

 

 近年では施設外就労を実施する作業所も増えているので、内部の仕事だけでなく外部にも目を向けるようにしましょう。(内部より外部の仕事回数が多い場合も珍しくない)

 

休日はどうなっているのか(勤務時間)

 

 A型作業所によって休みの日数は異なります。支給限度ギリギリまで通所可能となっている作業所、土曜日曜祝日はすべて休みとする事業所もあります。(平日を休みとする作業所もある)

 

 お金を多く稼ぎたい場合は休みのなるべく少ない作業所、土曜日曜はきっちりと休みたいのであれば休日を多く設定しているところを選択しましょう。

 

 A型は4時間に設定しているところが多いですけど、稀に6~8時間の長時間勤務を想定している作業所もあります。休日は増えてもお金をたくさんもらえますので、体力に余裕のある人は検討してみてはいかがでしょうか。

 

*一般企業内のA型も存在します。その場合は、障碍者ではなく健常者と働くことになります。

*A型で基本的な能力をつけてもらって、本社で活躍する前提で利用者を集めるケースもあります。

*働き方は多様化してきているため、会社によく確認しましょう。

 

文章:陰と陽

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