障碍者施設においては、一部の支援者の質が著しく低いように感じられる。利用者と同化してしまったのか、そもそもそういうタイプであったのかはわからない。(高確率で人間としてなっていなかったと思われる)
A型作業所を利用していたときの出来事である。当初はさほど目立たなかったものの、時間の経過と共に変貌を遂げた支援者がいた。気にいらないことがあるとあたりかまわず、不満をぶちまける支援者が現れるようになった。(利用者のことであっても平気で悪口をいう)障碍者支援を行うものとして、姿勢を疑われるといわざるを得ない。(上司からストップをかけられても直せていなかった)
現状の障碍者支援では、利用者が理不尽なことをしたとしても耐えるのが仕事。セクハラ、暴力、暴言などの重大事件はやむを得ないとしても、失敗に目をつむれるだけの度量は必要となる。この能力を兼ね備えていないようでは、支援者失格の烙印を押される。知的障碍者などは故意に失敗しているのではなく、やりたいと思ってもできないパターンも珍しくない。
社会とは常に理不尽の連続。そのように割り切れないと、障碍者支援を行うのは一気に厳しくなる。
文章:陰と陽