時事問題

自転車事故には気をつけよう

 

 自転車を運転していた被告は無灯火の自転車で走行していたため、警察官にパトカーで追跡された。巡査部長が男性を止めるために前方で待ち構えていたところを衝突された。自転車は時速44キロ出ており、衝突の衝撃が大きかったのだろう。前途多望な25歳の巡査部長は、2カ月後に息を引き取った。

 事故(事件)を起こした被告に対して、遺族は1億1800万の損害賠償を求めて提訴した。地裁は訴えを認め、9400万円の支払いを命じる判決を出した。

 近年、自転車事故において高額な判決が相次いでいる。自転車は車であるという認識が世間に広まりつつある。

 一般家庭で9000万のお金を払うのはほぼ不可能。被告の家族は自己破産を申請し、支払いを免れるだろう。裁判に勝訴したとしても、得られるものはほとんどない。運よく金銭を入手できたとしても、失われた命は帰ってこない。

 自転車は車である、そのような意識を持ちながら運転してほしいところ。事故が起きてから、ああしておけばよかったでは遅い。事故で誰もが悲しまない社会を作り出していきたい。 

 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200206-00000087-kyodonews-soci

©警官死亡で9千万円賠償の判決 自転車で衝突の元少年に、高知(共同通信) – Yahoo!ニュース
 

文章:陰と陽

 

 

 

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