バターとマーガリンがどこが違うのか考えたことはありませんか。
バターとマーガリンの大きな違いは主原料です。バターは牛乳、マーガリンは油脂(植物性、動物性を問わない)を主原料としています。
バターとマーガリンでは溶ける温度が異なります。マーガリンの方が融点は低く、溶けやすいです。
牛乳から精製されたバターの方が、香りは芳醇です。マーガリンはバターほどの香りを感じません。
価格も異なります。牛乳から生成されるバター、油脂に粉乳・発酵乳・ビタミン類・食塩などを加えて練った加工食品とされるマーガリンには大きな価格差があります。バターは大量の牛乳を必要とするため、値段が年によって変動します。(牛乳があまりとれない場合、価格があがります)
バターは取り扱いに注意が必要です。一度溶けてしまうと元には戻らない、酸化しやすい、他の臭いを吸いやすいなどといったことに留意しましょう。
マーガリンには海外では販売禁止されている、トランス脂肪酸が含まれています。企業は健康被害というマイナスのイメージを避けるため、含有量の削減に取り組んでいるようです。
見た目は同じ色をしているけど、性質は全く異なる両者。あなたはどちらを選びますか。金銭に余裕があるなら、バターを楽しんでみてもいいかもしれません。
文章:陰と陽