自分に自信がない人ほど束縛、執着心が強いように感じてしまう。自分の邪魔になりそうな人間を弾き飛ばそうとする力も働きやすくなる。
交際している男性から一日に数時間もの電話がかかってくるという実話を聞いた(この女性のパターンは電話に出ないと怒鳴られるので、渋々対応しているといっていた。しかも毎日かかってくるとのこと)。電話をかける当人は心をつなぎとめようと必死なのだろう。過去に深い傷を負っている可能性が非常に高い。
好意を持っている異性をわざわざ出迎える、変質者も見たことがある。近づきたいという思いが強すぎるあまり、自分を見失っている。まともな人間であれば、そのようなことは絶対にしない。周囲に自分は常識のない人間であることを晒してしまっている。
二つの共通点は情緒が安定していないこと(心に余裕がない)。心が落ち着いている状態なら、どこかで踏みとどまることができる。そのような状態で話し相手を確保できるとするなら、よっぽどレベルの低い人間だ(自分に合わないタイプも含む)。マイナスのイオンを持つ人間と一緒になることで、自分の人間性をさらに悪化させてしまうことにつながりかねない。
自分の人生を守るためにも、心に一定の余裕を持つようにしよう。過ぎてしまってから、後悔しても時間は元に戻ることはない。
文章:陰と陽