福祉の業界を目指している人もいると思います。そういう人におすすめの資格があります。介護職員初任者研修です。
介護職員初任者研修だとよくわからない方もいらっしゃると思います。平成25年の介護保険法施行規則の変更によって、ホームヘルパー2級に相当するものとして、新たに誕生した研修となります。
介護職員初任者研修、ホームヘルパーには以下の違いがあります。
(1)ホームヘルパー2級は「訪問介護」を念頭の置いていたのに対し、介護職員初任者研修は在宅、施設介護のどちらでも役立つ研修内容となっている。
(2)受講時間は変わりませんが、ホームヘルパーでは義務だった施設実習(私がヘルパーの資格を取得したときは高齢者施設でした)がなくなったみたいです(企業によっては行うこともある)。代わりに実際に介護演習を行う実技スクリーニング時間が42時間から90時間に増えています。
(3)修了後に試験(筆記試験)が追加されました。70点を取るまで、修了証書が発行されません。
*ヘルパー2級を取得している場合、新たに介護職員初任者研修を受けなおす必要はないようです。名称が変更されたからといって、過去の資格がなくなることはありません。
勤務年数が必要な社会福祉士などとは異なり、受講資格はありません。どなたであっても資格を取得することができます。
近年では自宅の介護を念頭において、取得する受講者も増えているみたいです。介護に興味を持ったのであれば、一度受講してはいかがでしょうか。
文章:陰と陽