レジャー

インフルエンザを発症したのに相撲を取らされる

 

  相撲協会において、関取がインフルエンザA型に罹ったことを申告しました。それにもかかわらず、冬巡業で相撲を取るように指示されたというニュースが話題になりました。一般常識では絶対にありえないだけに、相撲協会の常識を疑います。

 筆者は今年の一月、インフルエンザのA型にかかり、40度近くまで体温が上昇しました。はっきりいって、座っていることすらままなりませんでした。関取の状態がどの程度なのかはわかりませんが、相撲を取るなんて無謀としかいいようがありません。最悪の場合、死に至っていたかもしれません。

 インフルエンザは他人にうつしてしまうリスクがあるため、感染したら隔離するのが自然です。会社、学校においては治るまでは通勤、通学してはいけないということになっています。それなのに、力士、お金を払ってくれる観客と握手をさせるなんて信じられません。ファンを軽視しているとしか思えません。

 当人の命が助かったことはせめてもの救いだといえます。相撲を取らされた力士、握手をしたファンに感染が広がらないよう切に願います。

 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191224-00000017-ykf-spo

©相撲協会、インフル問題認めるも…春日野巡業部長への処分なし 芝田山広報部長「相撲を取らせてしまったことは間違い」(夕刊フジ) – Yahoo!ニュース

 

文章:陰と陽

 

関連記事

  1. 春の選抜、2022の出場校予想
  2. 24歳にして引退したプロ野球選手
  3. 京アニ放火事件の背景
  4. ハンカチ王子はなぜ現役を続けられるのか
  5. 大谷翔平選手が29号・30号ホームランを連発
  6. 【海外ニュースウォッチ】ブラウザ寡占への対抗【第十七回】
  7. 覚せい剤逮捕に見る人間の依存性
  8. 退職の決め手は社内の空気

おすすめ記事

病気を侮るな

私には、いろいろと病がありますが、必要以上に不安になってしまう事や、また、侮るこ…

大相撲の十両、幕下の入れ替えは誰になるのか(2023年7月場所)

出典:Photo credit: kazue1984 on Visualhunt.com大相撲の…

怖い話『そこにあるもの』

小学生の頃、隣町の公園で遊んでいたときのこと。勢いよくブランコをこいでいると、目…

配偶者のいる障碍者はA型作業所、B型作業所、就労移行などを利用しにくくなることもある

 配偶者のいる障碍者はA型作業所、B型作業所、就労移行などを利用しにくくなることもある&nb…

怖い話『ずぶ濡れの人』

残業を終えたわたしたちは、帰宅を急いでいた。今日は夜から天気が崩れるという予報で…

新着記事

PAGE TOP