人生とは不平等なもの。平等といえるのは生まれてきた人間が、魂を天に返すことのみ。その他のことについては何一つ平等ではない。
不平等の要因となるものを以下に羅列する。
人間の能力が均一でない
誕生したときから、個々の能力は異なる。そのために力関係が生まれることとなる。全員が平等というのは理想だが、現実的にありえない。
誕生時に病気を抱えていると、のちのちの人生における災いとなる。(重度だとかなり厳しい)
環境が異なる
能力はほぼ同じであっても、環境によって差が生じることになる。周囲の交友関係で人生は、プラス、マイナスのどちらにも傾く。マイナスと接していると、大人になってから苦労することになる。人生を絶たれることも稀に起こる。
住んでいる地域
都会、地方によっても大きく変わる。色々なものに触れあえる都会の方が、レベルアップに適した環境といえる。狭い領域にとじこもっていては、感受性を豊かにすることは難しい。
親の収入
収入が多い学生ほど、学校の成績がよくなる傾向がある。大学進学といった進路にも影響を及ぼすため、人生を大きく左右することになる。
本人の努力
遊びつづけてきた、努力を重ねた人間では差が生じる。日常の努力を怠らないようにしたい。(1日30分で構わないから継続しよう)
就職した会社における出来事
入社した会社で躓くと、後々の人生に影響を及ぼす。社長でなければ、業績悪化のリストラ、倒産を回避することはできない。
社会の成功の秘訣は運鈍根(うんどんこん)といわれるように、運の部分が多くを占める。運が悪いと、人生をよくすることはできない。お祈りするしかないのが正直なところなのかもしれない。
文章:陰と陽