人生

人間は悪に手を染めることでストレスを解消する

 

 人間は悪いことをやめようとしない生き物だ。いじめ、暴力、事件などはいつになっても地上からなくならない。

 どうしてそうなるのかといえば、人間は悪事に手を染めることでストレスを解消できる生き物だからである。他人の困惑しているところを見て、喜ぶという困った性質を持っている。

 良い行いというのはストレスをためてしまいやすい。善人を装っていると、自分を壊してしまいかねない。

 人間だとあまりよくないので、食べ物に置き換えてみることにする。たとえば、あなたの目の前に生野菜のサラダ(ドレッシングなし)、唐揚げ、カップラーメンが目の前に置かれているとする。野菜は身体に良い、唐揚げ、カップラーメンの二つは身体に悪いのを理解している。

 好きなものをたべてよいといわれれば、唐揚げ、カップラーメンに手を伸ばす人の割合が高くなるだろう。身体に悪いとしても、満腹感や好きなものを食べることに重きを置く。第三者から強制されない限り、生野菜のサラダを口にすることはない。健康に良い食べ物を強いられることで、ストレスをためることにつながる。

 悪事に手を染めない人間を作るためには、良い行動でフラストレーションに繋がらないような社会を構築するのが欠かせない。夢物語が実現しない限り、悪いことをする人間をなくすことはできないだろう。

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 歯ブラシに固さがあるのは理由があった
  2. 社会で真の成功を収めるために
  3. 上手な時間の使い方 『至福の時』
  4. 京阪電車は2021年秋に減便する可能性がある
  5. 他人の不幸を願うのは人間の自然な心理
  6. 生きていることが幸せ
  7. 真の心の安定
  8. 前しか向かねえ

おすすめ記事

大相撲の新十両が発表(2023年7月場所)

出典:Photo credit: HATOYA.COM on Visualhunt.com大相撲…

怖い話『手が届かない』

線路沿いの空き地に甘夏みかんの木があります。そこから時々近所の子が、みかんを持っ…

予定を入れよう

皆さんは、毎日が楽しいですか?楽しんでいますか?「毎日、仕事で疲れてしんどい」、「悩…

障碍者が一般会社で働く難しさ2

『障碍者が企業で働く難しさ(続編)』6.自分の限界を把握していな…

怖い話『ずぶ濡れの人』

残業を終えたわたしたちは、帰宅を急いでいた。今日は夜から天気が崩れるという予報で…

新着記事

PAGE TOP