人生

凸凹に生まれてしまった人間が感じた才能と努力

 

 筆者は能力がでこぼこだった。得意なことは得意、苦手なことはとことん苦手だった。

 得意な部分については、一般人はこんなことしかできないのかと思った。人生の全てを遊びに費やし、ナマケモノの地位を獲得したという誤解をしていた。

 苦手な部分については、一般人が遠い存在に感じられた。どんなに努力をしても追いつけない

巨大な壁として立ち塞がる。標準的な世界なのに、どんなに手を伸ばしても届かなかった。

 凸凹の能力を持って生まれたものからすると、才能90~95、努力5~10くらいかなと思う。50の才能を所持している者が、どんなに努力を積み重ねたとしても、70の才能を所持している人間に太刀打ちできない。60であったとしても超えるのは困難を極める。才能とは絶対的な存在であり、覆すことのできない要素なのだと思った。

 感性、運動能力といった部分は才能が98~99パーセントを占めている。絶対音感、絶対味覚などは与えられたものであり、凡人が習得するのは不可能だ。天才は少量であったとしても一万の肉、千円の肉の違いを見分けられるけど、一般人はどちらも同じにしか感じない。わずかな量で、差を見抜くのが天才たる所以だ。

 短距離で黒人意外が勝てないのも同じ原理。遺伝子の時点で劣っているため、どんなにトレーニングを積んだとしても、勝利に結びつけることはできない。勝負をする前から決着がついている。

 才能のある人間には勝てない。悲しいかもしれないけど、これが現実なのである。

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. プロ棋士になるのは難しい
  2. 知識と経験は誰にも奪われない
  3. 他人から評価されていない人間を識別する方法
  4. ストーカーをやめられない男の心理
  5. 優秀な人間は接しにくい
  6. 人間は悪に手を染めることでストレスを解消する
  7. 学んだことを血肉に
  8. マシンガントークの傾向がある人

おすすめ記事

阪神電鉄『打出駅』と周辺紹介

 阪神打出駅は兵庫県芦屋市打出小槌町にある駅です。 地上駅でプラットホーム2面線…

ホラー:「白骨死体のある家」

 「おばあちゃん、おばあちゃん、おばあちゃん~!?」 何度、声をかけても、祖母は…

医者が受けない『バリウム胃がんX線検査』 – それでも受けた方が良い理由

 医者が受けない『バリウム胃がんX線検査』を受けた方が良い理由は、検診無料クーポンも…

沖縄観光スポット【ベスト5】①

沖縄を訪れた際、必ず行ってみて欲しい「観光スポット」をご紹介します。あくまでも筆…

尊敬できる上司も多い

『尊敬できる上司も多い』上司も普通の人です世…

新着記事

PAGE TOP