自宅に車の免許の更新通知のはがきが届いた。
免許の更新有効期限は誕生日の前後一ヶ月。期間内に更新しないと、免許が失効してしまう。
免許を更新してから一度も車を運転していないため、事故を一度も起こしていない。優良運転者に分類され、次回の更新時はゴールド免許者としての扱いを受ける。
ゴールド免許の有効期限は原則として5年間(69歳以下)。70歳以上は4年、71歳以上だと3年に短縮される。70歳以上の有効期限が短くなっているのは、事故率の統計によるものと思われる。
免許には色が2種類ある。無事故無違反であった場合はゴールド、有効期限内に反則点数のつく事故を起こした場合はブルーの免許を交付される。
反則点数が3点以下かつ一回であった場合、一般運転者として扱われる。ゴールド免許と同じく、有効期限が5年となる。3点以下の反則は赤信号無視、緊急車妨害、合図不履行、消音機不備など多岐に渡る。
反則点数が二回以上ついた場合、違反運転者として扱われ有効期限が3年となる。ゴールドと比較して、更新までの期間が短縮され、手続きの回数が増えることになる。
事故歴だけでゴールド免許者の扱いを受けるのは違和感がある。長期間、運転していないということは、車についてわかっていないということ。こういう人間に講習を受けさせたほうがよいのではなかろうか。ペッパードライバーは車の運転に慣れていないため、事故を起こす確率があがる。
免許の更新に、ペッパードライバー区分を設けてみてはどうだろうか。車を運転していない立場からすれば、ゴールドであったとしても乗車するのは怖さを伴う。
文章:陰と陽