レジャー

パラリンピックへの辛口批評

 

 パラリンピックを知っている人が年々増えてきました。そのこと自体は喜ばしいのですが、注目度についてはかなり低いといえるのが現状です。どのような種目で競っているのかを、全て把握している人は少数だと思います。

 障碍者のみが参加するパラリンピックを視聴したいという人は少ないでしょう。レベルの低いパフォーマンスがテレビに映し出されたら、ストレスをためてしまう視聴者もいると思います。一般人と比較して、能力が大きく劣っています。

 テレビ局も視聴率を取れないとわかっているのか、一般のように大々的に放送することもありません。民放局で取り上げられることは稀で、時間もわずかとなっています。

 新聞においても扱いの差は歴然です。一般のオリンピックでメダルを獲得すれば一面を飾るのに対して、パラリンピックで金メダルを獲得しても片隅にちょこっと記されれば良い方です。

  パラリンピックの競技で金メダルを獲得したとしても、あくまで障碍者の中でトップに立っただけにすぎません。五体満足の中で競争したら、勝負になりません。

 パラリンピックの過去の金メダリストをあげなさいといわれて、すぐに名前が出てくる人はほとんどいないでしょう。(筆者は誰も知りません)知名度は一般と比べて大きく劣っています。

 

 ハンディを乗り越えようと絶え間なく努力する姿を見守る人。彼・彼女らは、選手各々のそうした姿勢に共感を示すこともあるでしょう。 果たしてパラリンピックの選手はどのような思いで参加しているのでしょうか。彼らの胸の内に、一般と同じ舞台で勝負したいという気持ちがあるかもしれません。

 

文章:陰と陽

 

 

 

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