レジャー

パラリンピックへの辛口批評

 

 パラリンピックを知っている人が年々増えてきました。そのこと自体は喜ばしいのですが、注目度についてはかなり低いといえるのが現状です。どのような種目で競っているのかを、全て把握している人は少数だと思います。

 障碍者のみが参加するパラリンピックを視聴したいという人は少ないでしょう。レベルの低いパフォーマンスがテレビに映し出されたら、ストレスをためてしまう視聴者もいると思います。一般人と比較して、能力が大きく劣っています。

 テレビ局も視聴率を取れないとわかっているのか、一般のように大々的に放送することもありません。民放局で取り上げられることは稀で、時間もわずかとなっています。

 新聞においても扱いの差は歴然です。一般のオリンピックでメダルを獲得すれば一面を飾るのに対して、パラリンピックで金メダルを獲得しても片隅にちょこっと記されれば良い方です。

  パラリンピックの競技で金メダルを獲得したとしても、あくまで障碍者の中でトップに立っただけにすぎません。五体満足の中で競争したら、勝負になりません。

 パラリンピックの過去の金メダリストをあげなさいといわれて、すぐに名前が出てくる人はほとんどいないでしょう。(筆者は誰も知りません)知名度は一般と比べて大きく劣っています。

 

 ハンディを乗り越えようと絶え間なく努力する姿を見守る人。彼・彼女らは、選手各々のそうした姿勢に共感を示すこともあるでしょう。 果たしてパラリンピックの選手はどのような思いで参加しているのでしょうか。彼らの胸の内に、一般と同じ舞台で勝負したいという気持ちがあるかもしれません。

 

文章:陰と陽

 

 

 

関連記事

  1. 3000系プレミアムカーは9月25日のダイヤ改正に影響したのか
  2. 選抜予想2021(11月2日時点)
  3. 【欧州L】フランクフルトが優勝をかざる!
  4. パラリンピックで71歳の選手が出場権を獲得した
  5. 【欧州CL】レアル・マドリードが4年ぶり14度目の優勝!!
  6. ラグビーワールドカップの賞金
  7. 藤井聡太さんが史上最年少の5冠に王手
  8. 常識を覆す野球ゲームがある

おすすめ記事

小説:『君と共に生きられたら 上』

第1章 : 僕が生きるのを諦めた理由僕、足立優太は人とのコミュニ…

利用者と支援者の距離感【障碍者編】

 利用者が支援者に分かってもらえないと口にするのは、求めすぎている基準が高すぎるから…

ジル・ドゥルーズ『記号と事件』河出文庫

ジル・ドゥルーズ『記号と事件』本書は、二十世紀フランスの哲学者ジ…

『楽に過ごせるんだ!』

朝が来て…仕事の準備して…職場に着き…&…

詩:『古書店の主人』

二階建ての建物二階部分はアパート一階は古書店…

新着記事

PAGE TOP