福祉・医療

雇用保険制度の変更点

 

 ハローワークによる雇用保険の受給制度が変更になった。

 旧制度では退職した会社から離職票が自宅に送付されるまで、雇用保険の受給手続きを行えなかった。(離職票の発行があまりにも遅い場合、退職証明できる書類を持参することで、失職から2週間後に手続き可能となる)

 新制度(平成31年2月現在)は、会社を退職した月日をハローワークの窓口で伝えることで、失業者となった日から仮の手続きを行うことができる。(手続きに関して、会社からの離職票は必要としない。退職証明書は求められる可能性がある)。

 手続きの高速化によって、受給者の待期期間の短縮につながり、失業給付を早くもらえるようになった。会社都合で3月31日に退職した場合、最短で手続きをすれば、4月8日から失業給付を受けられる。(一日の受給金額については離職票が届いてから決定となる)

 離職票を持参しなければ、ハローワークで失業保険の手続きができない。そんな過去の概念にとらわれないようにしたい。自分のメリットのためにも、失業後は早く動けるようにしておきたい。

 

文章:陰と陽

 

関連記事

  1. 精神障碍者の自殺問題(大阪)について
  2. カード式の障碍者手帳もある
  3. 依存症への精神科医の拒否感は強い
  4. 厚生労働省のデータから見る就労移行支援事業
  5. 就労定着支援を行っている就労移行事業所を利用しよう
  6. 障碍者手帳更新及び自立支援手続き費用の一部補助を行う地域がある
  7. 支援員の思いやりで障碍者は苦しむ
  8. 障碍者支援機関に登録する際の注意点

おすすめ記事

「居場所」の根深い問題

必要なので、考えます(挨拶)。と、いうわけで、フジカワです。実は僕、大学時代に少し演…

障碍者にとって健常者はクラッシャーみたいなもの

 碍者にとって多くの健常者はクラッシャーになりうる。(反対も成り立つ) どうして…

世界の国と国旗☆第92回目 セントクリストファー・ネイビス連邦

出典:©Copyright2023 世界の国旗.All Rights Reserved.皆様こん…

ハローワークにおける担当者と障碍者の意見の食い違い

 これはハローワークの専門援助部門をあとにしようとしたときの出来事である。ある女性が…

距離感に気をつけよう

 親しくなってからも距離を置く。最初から接しないのは天と地ほど違う。 面倒ごとに巻き…

新着記事

PAGE TOP