健康

虫歯の原理を知って、虫歯予防につなげましょう

 

   歯の定期健診で虫歯が見つかった。

 虫歯は別名、う蝕(うしょく)と呼ばれる。う蝕は口腔内の細菌が糖質から作った酸によって、歯質が脱灰されて起こる。歯の実質欠損のことである。

 う蝕は歯垢を除去することで抑制できる。定期健診で歯垢を除去するのは、う蝕になりにくくするため。定期健診を怠ると、虫歯になりやすくなるため、医師から指定されたらきっちりと受診するようにしよう。

 歯医者で歯垢を取り除くだけでは不十分。定期的なブラッシングを行うことで、酸を作るのを防ぐことができる。

 糖分、ヨーグルト、チーズといった乳酸菌は酸性で歯を溶かしていく。口の中で唾液が中性化していくのだが、唾液が酸を中和する能力が低い場合、虫歯を発症しやすくなる。

 ヨーグルト、チーズといった健康にいい食品も歯を溶かしていく。健康にいいからと、過剰に摂取するとう蝕になるので注意したいところ。なお、堅いチーズは口腔内をアルカリ性に傾ける。

 う蝕のリスクを最も高めるのは、はちみつ、果汁、シロップといった食品。糖分率が高ければ高いほど、虫歯になりやすくなる。チョコ、キャラメル、クッキー、クラッカーなどの糖分を多く含みがちな食品もリスクを上昇させる。清涼飲料水、口腔内に残り続ける飴などもよくない。ノンシュガーなどの代替品でう蝕のリスクを減らそう。

 う蝕は飲食の回数が増えるほど起きやすい。人間のpHは基本的に6.8くらいだが、食後は4~6に減少する。一時間くらいかけて元に戻っていくのだが、食べる回数を増やしてしまうとpHの低い時間が長くなる。pHが一定値より低くなることでう蝕を発症しやすくなるので、食べるときはなるべく一度ですませるとよい。

 出来ることなら歯医者に行きたくない。糖分を少しずつ減らす努力をしてみたい。

 

*酸・アルカリの度合い(強さ)を表すのに、pH(ピーエッチ)と呼ばれる数値を使います。

 

文章:陰と陽

 

 

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