レジャー

パリーグの今後

 

 勝利した方にマジックが点灯する、ソフトバンク西武の天王山の第2戦が行われた。ソフトバンクが3対2で西武を下し、マジック12を点灯させた。

 現在の両チームのゲーム差は0.5ゲーム。微差でマジックがついたのは、直接対決を全部終えているため。昨日の時点で西武の自力優勝の可能性が消滅した。

 マジックが点灯したとはいえ、安泰とはいえない。2位との差はわずか0.5ゲーム。1日でひっくりかえってしまう。西武に抜かれてしまった場合、逆マジックが点灯することになる。

 ソフトバンクは楽天との対戦が2試合、日本ハム、オリックスとは5試合残している。12試合全部が下位に沈んでいるチームなのはプラス材料。苦手のロッテ戦を終えてしまっているのも大きい。

 ソフトバンクにとって明るい材料は他にもある。それは西武よりも引き分けが多いところ。ゲーム差で並んだ場合、引き分けの多いソフトバンクが首位に立つ確率が高い。ソフトバンクからすれば0.5ゲーム差+アルファの余裕が生じている。

 2位の西武も12試合を残している。首位とはわずかな差なので、これからの結果次第で充分にひっくり返すことができる。いかに負け試合を減らしていくかが、優勝に向けての大きなポイント。ゲーム差で並んだ場合、引き分けの多いソフトバンクに理がある。そこのところも念頭に置きながらの戦いとなる。

 西武はロッテ5試合、楽天5試合、日本ハム、オリックス戦が1試合残っている。これまで負け越している楽天戦をどう乗り切るのかが優勝のポイントとなるかもしれない。楽天戦は4月こそ勝てなかったものの、5月以降は対戦成績で上回っている。選手の間に苦手意識はないかもしれない。

 ソフトバンクにプレッシャーをかけるために、今日のロッテ戦で勝利を収めておきたい。負けてしまうと、ソフトバンクに若干の心理的余裕が生まれる。1ゲーム差になってしまうと、引き分けの差が大きく響きかねない。

 西武は全日程をソフトバンクよりも早く終える。神頼みになったときのためにも、一つでも多く勝利をつかみ取っておきたい。

 最後に笑っているのは、ソフトバンク、西武のどちらになっているだろうか。残り試合から目を離せない。

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. プロ野球で起こった20年ぶりの珍事
  2. プロ棋士になったからといって生活を保障されているわけではない
  3. 【欧州CL】Matchday 3 の見どころ
  4. 大相撲の十両、幕下の入れ替え予想を書いていきます。(2022年1…
  5. 春の選抜、2022の出場校予想
  6. 【サッカー】カゼミーロがユナイテッドに電撃移籍!
  7. 休場を続ける横綱を強制的に引退させる制度が必要
  8. Pリーガー紹介⑥
PAGE TOP