半年間で休みを4日間しか与えられず過労死したとして、元従業員の遺族が弁当会社を提訴した。
死亡した社員は当時50歳。91日連続勤務などによって、心身梗塞を発症したようだ。
会社は過労死を防ぐための、休暇を与えることはできなかったのだろうか。健康な身体であったとしても、91日も連続で働かせれば異変が起こるのは火を見るよりも明らか。社員を人間としてではなく、ロボットとして扱っていたとしか思えない対応には呆れるばかりだ。どんなに忙しくとも、週に一回以上は休みを与えるべきだ。
社員不足の会社においては、人員不足のためにこういうことが頻繁に起こりうる。過労死とまではいかなくとも、人生を棒に振ってしまうケースが後を絶たない。
従業員の健康を守る、会社にはそれを徹底してほしい。
従業員を守れない企業に未来はない。
文章:陰と陽