雑学

「外国語学校」は江戸時代に設立されていた!

 

みなさんは、勉強が得意ですか?

筆者は理系の科目は得意でしたが、文系、特に英語が苦手でした。

中学生の頃は、漢字を覚えるだけでも大変なのに、どうして英語まで覚える必要があるんだ

思っていました。

英語のテストは毎回30点~40点くらいだったと記憶しています。

そんな筆者が苦手な英語ですが、160年くらい前の江戸時代に勉強していた人達がいたんですね。

 

 

それは、嘉永6年(1853年)アメリカのペリー提督が浦賀に来航し開国を要求し、

鎖国が解かれたことで、幕府は外国の知識を吸収することと、

外国人との交渉に当たる人材の育成を目的として、安政2年(1855年)に江戸の九段下に「洋学所」を開きました。

鎖国時代から細々と外交があったオランダ語はもちろん、英語、フランス語、ロシア語などが

教えられていました。

 

その後、文久元年(1861年)に横浜に洋学所、 文久3年には長崎に広運学校、

慶応4年(1868年)には大坂に開明学校と、外国語を学ぶ学校が次々と開校しました。

そして、「外国語学校」という名称が公式に使われだしたのは、明治5年(1872年)の「学制発布」

以降のことでした。

 

江戸末期から明治にかけての日本人は、アメリカや英国等に追いつく為によく勉強したんですね。

筆者も見習わなければいけませんね!(手遅れか...)

 

文章:エムユー

 

関連記事

  1. 日本で最初に餃子を食べた人は「ご隠居さま」?
  2. 世界の国と国旗☆第20回目 ウガンダ共和国
  3. 「お酒の前に牛乳」は効果があるの?
  4. 郵便ポストの色が赤いのはなぜ?
  5. 世界の国と国旗☆第44回目 ガンビア共和国
  6. 世界の国と国旗☆第17回目 イタリア共和国
  7. 謎の石碑「ジョージア・ガイドストーン」と香川県の「ガイドストーン…
  8. いつの時代も主婦は大変

おすすめ記事

『ウォーターサワー レモン』と『ウォーターサワー オレンジ』の紹介

 ウォーターサワーとはサッポロビールが販売しているハードセルツァー(アルコール入りフ…

前野隆司著『実践ポジティブ心理学』のまとめ【第一回】

前野隆司著『実践ポジティブ心理学』のまとめ【第一回】はじめに…

知識と経験は誰にも奪われない

   芸能人格付けチェックが始まる前、芸能人の特集が行われていた。 筆者は発言の…

【レポート】特別展「毒」に行ってきました!!

こんにちは、特別展「毒」が大阪の大阪市立自然史博物館で3月18日から5月28日まで開催されています。…

詩:『この世界で』

あの頃の僕はどうしていたのだろう…

新着記事

PAGE TOP