筆者は週に2回くらいパンを買って帰ることがあります。
そんな時、母もパンを買っていたりすることが多々ありました。
翌日食べれば良いか...と思い冷蔵庫に入れていましたが、
最近読んだ本に「パンを冷蔵保存してはいけない」と書いてありました。
当然、冷凍庫で保存すれば乾燥し、パサつく事に成ると思っていましたから、
ビニール袋に入れて乾燥しないようにしていました。
ところが、そもそも「冷蔵保存」が良くなかったようです。
なぜかと言うと、パンの成分の「でん粉」が、当初はふっくら焼き上げられて
構造が緩んでいたものが、
冷蔵庫内の温度(大体2~3℃)で規則正しく結晶のように並び始め、
固くなる為だそうです。
なるほど、乾燥を防いでいてもダメだったのですね!
そこで保存する方法に良いのが「冷凍保存」なのです。
急速に凍らせると、「でん粉」の変化が進まず、焼きたての状態で保存出来るそうです。
食べる時は自然解凍(室温に1時間~2時間程度)すれば良いそうです。
但し、「冷凍保存」に向いていないパンも有るので注意が必要です。
生クリームを使用しているパンや、フルーツ、野菜などを使用している
菓子パンや惣菜パン、デニッシュ系のパンは「冷凍保存」に不向きなようです。
最後に、ロールパンやフランスパンは、オーブントースターのタイマーを
5分くらいにセットし、何も入れずに中を温めて、スイッチが切れてから
パンを入れて2分くらいおくと、
余熱だけでふっくら焼きたてのパンになるそうです。
文章:エムユー