常在菌(じょうざいきん)?...と思う方もおられると思いますが、
読んで字のごとく常に存在する細菌の事です。
細菌と言うと、バイ菌などを連想しますよね。
バイ菌で連想する「ばいきんまん」は「アンパンマン」にやっつけられる悪役ですし...
ところが細菌も悪い奴ばかりでは無いのです。
最近テレビを見ていたら虫歯についての話しをしていました。
その内容とは、筆者が記憶している内容と同じ事を説明していたので、記憶は
間違って無かったと再確認したのです。
説明の内容とは、虫歯に成らない人も少数存在する。
それは、3歳迄に虫歯菌(ミュータンス菌)に感染しない人は虫歯に成らない
と言う事です。
理由は、3歳迄に色々な細菌が口の中に住みつき常在菌となり、後から来た虫歯菌を
駆逐する為です。
例えば、常在菌の縄張りに虫歯菌が割り込んだ時に、
「なんやと!ミュータンス組が、わしら常在菌連合の縄張りを荒らしに来たやと!
ええ度胸しとるやないか!常在菌連合をなめとんのか!
ミュータンス組なんかいてもうたれ!」
と言う所でしょうか。
他にも常在菌は、人の体の色々な所に存在し、皮膚に存在する菌は、
皮膚のバリア機能を保つ役割をしている場合も有るそうです。
人は細菌とも共生している分けですね。
文章:エムユー