占いに興味があり、これから鑑定師の先生にお悩み相談をしようかと考えている方もいらっしゃる事かと思います。
その時に注意していただきたい点を、今回お伝えしていこうと思います。
話せる情報はなるべく詳しく
これは鑑定師の先生にもよるかもしれませんが、鑑定師にとって御依頼者様のお悩みに関する情報はとても重要な事です。
稀に占い師の人は話しただけ、会っただけで自分の悩みを見抜くものと思われている方もいらっしゃいます。
しかし、鑑定師も人間です。神様でもなんでもありません。
TVなどで、話してもない事を言い当てる方がいますが、それはその先生が特殊な方なだけであって、鑑定師や占い師全員がそういう力を持っているわけではありません。
中には、思った内容と違うことを占われて、鑑定師の先生とご依頼者様との間でトラブルが起きることがあります。
トラブルは、先生もご依頼者様も避けたいところではあるものと思われますので、あなたが話せることは、なるべく詳しく鑑定師の先生にお話しください。
ながら依頼はやめましょう
これは私の経験ですが、電話鑑定の場合、これもごく一部の方ではありますが、車の運転しながら、鑑定を依頼されることが何度かありました。
走行中の携帯電話での通話や操作は法律で禁止されていますし、事故の原因にもなりますので、どうしても今しかないと思われても、ご自宅か、あなたが落ち着いてお話できる環境の所に着いてから依頼をしましょう。
あと、「家事のながら依頼」も、できれば避けたほうが良いでしょう。
あなたは、必死に悩み苦しみ、考え抜いても答えが出てこなくて、誰かに相談をしているときに“なぁなぁ”な態度で聞かれたら、どう思いますか?
電話鑑定においてであると、大抵のサイトさんでは初回10分無料が付いています。
ご依頼者様も、無料の範囲内で済ませたいと考える方も多いでしょう。
「10分でお願いします。」という依頼もたくさん受けてきました。
鑑定師の先生も、お仕事なので断ったり、鑑定とは関係ない話であるところから忠告される事は少ないと思われます。
ですが、”なぁなぁ”な相談内容ですと鑑定師の先生の鑑定結果も“なぁなぁ”になってしまう事もありますので、ながら依頼は注意しましょう。
マナーは守りましょう
これは一般社会においてもそうですが、必要最低限のマナーは守りましょう。
最初に依頼をする時は、
挨拶「初めまして、よろしくお願いします。」
鑑定終了後は「ありがとうございました。」
相性の良い先生と思われたら、「また、よろしくお願いします。」と続けるのも良いでしょう。
先生によってはこれは不要な場合もありますが、敬語も大事ですね。
相手は機械ではありません。人間だということを忘れないで下さいね。
占いに依存しないこと
無料鑑定や相性の良い先生を探すまでに、色んな鑑定師の先生の言葉を聞いていくうちに、自分で迷ったときに自分で道を決められなくなるという事が起きてくると思います。
先生の言う通りに動いたら成功した!失敗した!というのはよくあること。
それは運勢というのは毎日変動していくものだからです。
人生は選択の道ばかり。二択だけでなく三択・四択それよりもっと多くの選択肢の中から一つ選ばなくてはいけない場面に立たされる可能性もあります。
難しく書いていると思われているかもしれませんが、例えば朝食を何を食べるか?洋食なのか、和食なのか、はたまた食べない選択をするか……。これもいえば人生の選択です。
朝食を食べることは自分で決められますよね?
そして、何を選択したかによって体調良く一日を過ごせたり、体調が優れず憂鬱な一日を過ごしたり……。
ね?思い当たることはありませんか?
今のは、あくまで人生は選択の道ばかりであることを述べただけですが、何の行動を起こすかによって、あなたは後悔したり嬉々として喜ばしい出来事に恵まれたりすることになります。
後悔も喜ばしい出来事もそれはあなたが選んだ道。
誰の責任でもありません。
誰しもずっと幸せに生きていきたい……そう思うのは当然ですが、人生そう甘くありません。
占いを信じて動けばずっと幸せに生きていけるかもしれない……そう考える人もいるでしょう。
ですが、前述のように運勢は毎日変動していくもの、選択を迫られた時どの道を選ぶのかはあなた……。
依存してしまうとそれはあなたの人生でなく占いに振り回されて無理やり敷かれたレールの上を歩くのと同じです。
あくまで占いは選択を迷った時の参考材料として利用しましょう。
文章:八雲月夜
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