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外国から見ると
男尊女卑。それは不思議と世界中にある考え。男性は優遇され、女性は動物以下の扱いを受ける。場合によっては物以下だったり。
日本の地獄では女性は子供を産もうが産むまいが、問答無用で血の池地獄行き。生きているだけで罪という、なんとも酷い扱いだ。
国を統べるのが男性だから仕方ない、なんてことを考えるが、それに対して某女性ハーフタレントは言ったそうだ。
「日本は男尊女卑じゃなくて、女尊男卑」
だと。女尊男卑?初めて聞く言葉だ。
その人曰く、家庭内では娘がお父さんに臭いだの、お父さんのパンツと一緒に洗濯回さないでだの言われている。そして家庭外では、女性議員が男性議員をおっさん呼ばわりしたりしている。そういうのを見ていると、日本は女尊男卑らしい。
ではでは、そんな女尊男卑日本の女性の考えはどうだろうか。
普通なら街頭インタビューやアンケートなどを行って答えや考えを聞くものだが、そんな行動力は筆者にはないので、筆者が黙々と考えて出た答えを延べることにする。
生理的無理要素って圧力がすごい
日本は女尊男卑ではなく、単純におじさんが好きではないのではないかと思う。
あと、ジェンダー平等を意識しているが、好きな男性のタイプを聞くと恐らく殆どの人が頼りになる人と答えるだろう。
頼りとはどんなものかはわからないし、頼りのかたちも一つではないのだろう。
だがなんとなくだが、男性に求める頼り甲斐とはやはり、男らしさなのだろうな。
なのでそれを求めている対象がアイドルや二次元の萌えキャラなどに走る女々しい姿を見ると、どこか引いてしまったり幻滅して最悪の場合、キモいと嫌われるのだ。
なんだかんだ言って皆、昔の感覚が抜け切れていないのだろう。
そしておじさんだが、おじさんは時々、生理的無理要素の塊に変わってしまうことがある。
加齢臭、禿げた頭、汗や脂性、これらをフル装備したものが生理的無理要素の塊、おじさんという名のモンスターだ。
最近は色々改善してモンスター扱いされるおじさんも少なくなっているかもしれないが、印象というのはそう簡単には消えてくれない。
今までおじさんたちがしてきたことの記憶も簡単には消えてくれない。
「越後屋よ、お主もそうとうの悪よのう…」
「いやいや、お代官さまほどでは」
という狸おやじの光景。そんな光景が分かりやすいかと思う。
だが考えて欲しい。思春期を迎えた娘が、未だにお父さんとお風呂に入りたがっていたらどうだろう。今度は娘が気持ち悪いってなる。
いや、外国ではよくあることだ、なんて言われたら日本人はその国の文化に引いてしまう。な、仲が良いですね…的な。
確かに思春期の娘を持つ父親は酷い扱いを受けるが、それが過ぎればまた仲良くしてくれるので少し辛抱すればいいだけのこと。
それにその状態でも、父親が急死なんてすれば流石に娘も涙を流すだろう。
愛しのおじさん
以上がほぼ偏見だが、筆者が出した答えだ。
おじさんが嫌われていると延べたが、可愛がられるケースが稀にある。
それはキャラや外見が殆どかもしれないが、禿げをスキンヘッドにすれば好感度が上がる、筈…。
p.s.
ここまであーだこーだ書いてきたが、少し思い出したことがある。
男尊女卑の割りには、昔話などで「女を怒らせるな・女は怖い」という物語もよくある。お岩やお菊、磯良、清姫など。
ギリシャ神話でも似たようなことがあるが、これもやっぱり女はしつこいから怒らせるなという偏見からきているのだろうか。
それとも、真夜中に立っていると怖いのは、男性よりも女性の方だからだろうか?
文章:ぴえろ