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米で作った酒、日本酒発祥の地と伝えられる兵庫県宍粟(しそう)市の『庭田神社』

 米で作った酒、日本酒発祥の地と伝えられる兵庫県宍粟(しそう)市の『庭田神社』

 

兵庫県宍粟市一宮町能倉1286に鎮座する「庭田神社」は、主祭神に事代主神(ことしろぬしのかみ)祀っている神社で、131年(成務天皇14年)2月11日に創建と伝えられています。

 

酒造りの伝承ですが『播磨国風土記』に、

「伊和大神」が庭田神社の近くから湧く『ぬくゐの泉』から流れる『ぬくゐ川』で、干飯(ほしいい)を戻していると干飯にカビが生え、この干飯から醸造した酒『庭酒(にはき)』を使い庭田神社で国造りを行った神々が酒宴を行った

と記されています。(カビの中には麹カビの様に醸造・発酵に有益な物があります)

 

また『播磨国風土記』には、伊和大神が祀られている「伊和神社」兵庫県宍粟市一宮町須行名407でも伊和大神が酒を醸造したことが記されています。

 

これらのことから兵庫県宍粟市一宮町が日本酒発祥の地と云われ、宍粟市は平成26年1月1日に『日本酒発祥の地宍粟市日本酒文化の普及の促進に関する条例』を制定しました。

 

 

文章:北山南河

 

画像出典 https://foter.com/f7/photo/6729968595/5d08edbedf/

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