出典はあまりはっきりしませんが、歴史小説家の吉川 英治氏の言葉だとされています。
言葉通り、自分以外のすべての物、事(森羅万象)ことごとくいろいろなことを教えてくれる師匠であるという意味です。
動物は師匠を持つことは出来ませんが、人間には師匠を持つことが出来ます。
そして人間として生まれてくるという事は、実に稀であると言われています。
仏典に「人身は受けがたし、爪の上の土。」とあります。
有難いことです。
しかし人間は、畜生(動物)以下になることもあります。
だからこそ
うけ難い人間として生をうけたのだから、人間としての道を歩みたいものです。
それには吉川 英治氏が「我以外皆我師」と述べたように師を持つことが必要ではないかと。
「教育とは自身の心に師を持つことである」とある人が言いました。
師を持つ人は幸せです。
自由気ままに生きることが当たり前のような世の中にあって、心に師を持つことが出来る人は幸せだと思います。
よりよく生きようと思えば思うほど。
今一度、その人間として生をうけたことに感謝したいと思います。
文章:シャーペン
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