レジャー

相撲で遅刻すると原則的に不戦敗となる

 

 大相撲の不戦敗といえば怪我によるものという印象が強い。筆者は怪我以外で不戦敗になるのを聞いたことがなかった。

 

 相撲界においては怪我以外による不戦敗も存在する。具体例としてあげられるのは、取り組みに間に合わず、遅刻した力士である。こちらについては原則として不戦敗となる。(公共機関に著しい乱れが生じた場合は救済措置を取られることもあるものの、そのまま不戦敗とされることも珍しくない)

 

 過去には昼寝をしていたために、取り組みに間に合わずに不戦敗となった力士もいたようだ。発熱を下げるために服薬していたところ、出番前に居眠りをしてしまった。呼び出しに呼ばれて、慌てて土俵に上がったものの既に不戦敗の裁定が下された。

 

 後援者と夜遅くまで酒を飲んで泥酔していたために、千秋楽の取り組みに間に合わなかったという事例も存在する。男は酒に食われるとはいうものの、本職をほったらかしにするのはどうかと思う。関取については、千秋楽を不戦敗となったことで、負け越しが決まってしまった。

 

 片方は怪我、もう一方は遅刻したケースでは双方を不戦敗とする。どちらも黒星となるため、白星、黒星の総数が合わないという事態も起こりうる。

 

 遅刻は原則不戦敗となっているのは、取組に間に合わせるのは社会人としての最低限のマナーとされているからなのかもしれない。大人になったのだから、時間の管理くらいはきっちりとつけるように心がけよう。

 

文章:陰と陽

 

 

関連記事

  1. 羽生九段が名人戦のA級から陥落
  2. ヤクルトの村上選手はホームランの日本記録を更新するのか
  3. 【欧州CL】Matchday 3 の見どころ
  4. 斎藤佑樹は2021年も現役なのか
  5. 勝南桜が引退
  6. 大谷翔平選手の身体能力の高さには驚かされる
  7. 【サッカー】今回のワールドカップでジャイアントキリングが多い理由…
  8. コロナウイルスで夏の甲子園大会中止

おすすめ記事

世界の国と国旗☆第28回目 エチオピア連邦民主共和国

皆様こんにちは椎名 夏梨(しいな かりん)です。いつも読んで…

誰もが辿るプロセス

 幼稚園、小学生、中学生のときは誰しもが成長を実感する。ほっといても身長が伸びるし、…

自民党議員が移動自粛中に地元に戻っていた

 自民党の議員を乗せた車が、兵庫県の養父市八鹿町(但馬地方)で事故を起こしました。議…

『現実はできない』―現実は、うまくいかないよー

 泣きたい大泣きした喚きたい叫びたい…

刷新していこう

変化変化の時代です。常にアンテナを張って意欲的に貪欲に取り組んでいかないと、時代の変化に取り残されて…

新着記事

PAGE TOP