成功するためには才能も必要だけど、恐ろしいほどストイックであることも重要だと思う。
イチローの逸話によると、朝五時に起きると雑用によって練習時間を確保できない。そうならないように、朝の三時に起きて練習していたという。自分の睡眠時間を削って練習するのは、99%の人間にはできない芸当といえる。
怪我防止のために、起床から就寝までほぼ同じ行動パターンを繰り返しており、球場入りの時刻や練習の手順までの行動を一定化させていた。体の柔軟性を高めると同時に、腰に負担をかけないよう、ソファではなくパイプ椅子を使用していた。スパイクを履いたままの階段使用は、滑って捻挫しかねないという理由で、スロープを利用していた。一般人の考えつかないようなところまで、注意を払っている。
松井秀喜にしても、同僚との飲み会参加を断りバットを振っていたようだ。野球選手として必要なことだけを行ったので、あれだけの成績を巨人で残すことができたと思われる。飲み会に参加しているようでは、メジャーデビューは叶わなかったかもしれない。
藤井聡太棋聖についても、将棋のことばかりを考えるあまり、かばんを置き忘れるエピソードを残している。日本の教育では推奨されない、一つのことに神経を集中させることによって、大成功を収めている。
成功の秘訣はアスペルガー症候群といわれるような、ストイックさに隠されているような気がしてならない。あれもやりたい、これもやりたいといっているようでは、一流になることは不可能である。(代用のきく使い捨て人形にしかならない)
*友達なんかいなくてもいい、成功した人の多くはこの言葉を口にしています。(林修さん、タモリさんなど)
交友関係は成功を収める上では不要なのかもしれません。(成功するための秘訣の本で、友達は成功すれば勝手についてくるといった内容を読んだこともあります)
文章:陰と陽