福祉・医療

アルコール依存から脱却するのを目的とした福祉事業所

 

 福祉事業所において、アルコール依存から脱却することで、日常生活を取り戻していこうという事業所を発見した。障碍の種類を限定する(精神障碍や発達障碍など)事業所はちらほら見かけるものの、アルコール依存者を対象とするのは非常に珍しい。これまでに多くの事業所の企業理念を目に通したものの、アルコール依存から脱却することで、日常の生活を取り戻していこうという企業理念は見たことはなかった。

 

 お酒は適量なら問題ないものの、飲みすぎることによって人間性は変わってしまう。攻撃的な性格になり、人に迷惑をかける事例はあとを絶たない。逮捕されて人生を棒に振るケースもあるなど、自分にも甚大な被害をもたらす。

 

 知らない人もいるかもしれないけど、アルコール依存は精神障碍者手帳の対象となる(初診から6か月以上の経過及び断酒していることが手帳取得の条件)。国はアルコール依存は、立派な病気だと認定している。

 

 断酒をすることによって人生を改善する。こういった理念を掲げる事業所が増えていくことで、アルコール依存者は減っていくのではなかろうか。

 

*アルコール依存者を対象とした事業所をあげます

https://www.dt-ws.jp/

©新生したまち作業所

 

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 障碍者手帳の基準が全国で統一されていないことに違和感がある
  2. 就労移行を利用したほうがよい障碍者
  3. 病院の待ち時間について
  4. 子供の個性が強い(障碍者を含む)親御さんへのメッセージ
  5. 空気を読むのと他人の感情を理解するのは別問題【障碍者編】
  6. 就労実績をあげている事業所の紹介(事業所は北海道)
  7. 障碍者施設における利用者との接し方
  8. B型作業所の工賃の差はあり、なし?

おすすめ記事

『流れ星』―かなわない願い事もある―

幼い頃…流れ星が流れて…消えるまでに…&…

障碍について理解を深めると

 自分の障碍について理解を深めるほど、あらゆる方面で支援者との話が噛み合わないことに…

【海外ニュースウォッチ】金相場低迷の背後には【第十八回】

海外のニュースから、筆者が気になったものをピックアップしてわかりやすくお届けするシリーズです。…

神戸の高齢者施設で133人がコロナに感染し、25人が死亡

 神戸の高齢者施設で133人がコロナウイルスに感染し、25人がなくなっていたと報道さ…

我以外皆我師(ワレ イガイ ミナ ワガシ)

出典はあまりはっきりしませんが、歴史小説家の吉川 英治氏の言葉だとされています。…

新着記事

PAGE TOP