雑学

東京と大阪では“浴槽の位置”が違う!

 

関東と関西の違いで有名なことの一つに、「エスカレーターの立ち位置」があります。

左側の立ち位置は関東も含め全国的に主流ですが、関西では右側に人が立っていて、その違いを意識した人は多いと思います。

 

関東と関西の違いを書いた本に「浴槽の位置」について書いて有りました。

関東などの銭湯の場合、入口付近にカランが並んだ洗い場があって、

奥に浴槽があるスタイルが一般的らしく、

それに対して関西では、浴槽が真ん中にある銭湯が主流だそうです。

 

おかべ たかし著、山出 高士写真『くらべる東西』東京書籍より引用

 

私は関西人で幾つかの銭湯に行った経験が有ります。

確かに大阪の銭湯は「浴槽が浴場の中央」にありました。

それに比べてテレビで見かける東京の銭湯では浴場の奥に浴槽が有り壁には富士山の絵が

描かれているのが一般的なように見られます。

 

そして大阪では浴槽の周りには、腰掛けられるように段があり、

カランの下に桶を置くための段差が有ります。

東京の銭湯には無いそうです。

テレビで見かける東京の銭湯にも無かったと記憶します。

 

西も東も同じように見える銭湯ですが、実は違いが有るのですね。

 

文章:エムユー

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