早稲田大学はコロナウイルス状況下であっても、学費を減免しない姿勢を打ち出した。
コロナなのだから学費を減免しろという意見もある中、堂々とした意見をいえるのはすごいと思う。
日本人は体裁を気にするあまり、本音をあまり口にしない。
コロナで授業料を払えないから減額してほしいというのは、社会感覚においてないかなと思う。あらゆる事態を想定して、入学後の段取りを整えて置く必要があったのではなかろうか。一つの挫折で狂ってしまうのであれば、最終的にどこかで躓くことになる。一時的な延命にすぎない。
大学はそもそも義務教育の場ではない。当然のように授業を受けられると考えている、学生の思考回路はどうかしているのではなかろうか。お金を払えなくなれば、退学するのは当然だと思う。他人に責任を擦り付けようとしている時点で、見苦しいといわざるを得ない。
近年では主張はするけど、責任を取らないという最低な人間も増えた。自己保身をしないと生きられない社会になってしまったこともあるのだろうけど、人間の質は確実に下がっている。
日本人のレベルの低下をはっきりと示す意味において、学費の問題は有用だったといえそうだ。
*私は奨学金を1円も借りなくとも(アルバイトもしない)、4年間の授業料及び下宿代を負担するだけの資金を祖父が賄ってくれました。それゆえ、苦学生のことについてはわかりません。
*病気を抱えているため、健常者よりも苦しい生活を送っています。一部には突出していた才能を有していなかったため、努力をしなかった自分のせいかなと思うことはあります。
文章:陰と陽