人生

出会いも実力

 

 人間との出会いも実力である、考えたことはなかったけどその通りかなと思わなくもない。

 人間は一生で出会える人間は、総人口の一パーセントに満たない。会話をするとなると1万人を割り込む。その中でいかに、自分を生かしてくれる人間と出会えるかが重要といえる。

 同じレベルくらいの人間が二人いたとする。一人はプラスの方向に導いてくれる人間、片方はマイナスの方向に導く人間に出会ったと仮定する。同じ実力であったとしても、人生に天と地ほどの差が出ることも珍しくない。第三者との出会いというのは、それだけ重要なのである。

 一般人よりも差がつきやすくなるのは、一流の世界を生きている人間(一部に発達障碍を含む)ではなかろうか。彼らは理解者と出会うことによって才能を開花させ、超一流の人間へとつながっていく。特殊な才能を嫌うタイプであった場合、宝の持ち腐れで終わることになる。

 社会で大成するためには理解者の存在は欠かせない。そういう意味では、出会いも実力というのは間違っていないのではなかろうか。無限大の才能を持っている人間が、理解のない人間に潰されることはあってはならない。

 

文章:陰と陽

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