電子レンジの仕組みくらい、知っているという人も多いかと思いますが、
まだ知らない人もいるでしょうから、簡単に説明しておきますね。
皆さんは、カップラーメンを良く食べますか?
私は月1~2回くらいです。
必要なお湯は、マグカップに水を入れて電子レンジでチンします。
学生の頃、ヤカンに水を入れてガスコンロでお湯を沸かしていた時と比べると、
電子レンジは本当に便利だなと思います。
でも熱を与えないのに、なぜマグカップの水がお湯に成るのでしょうか?
それにはマイクロ波帯の“電磁波”を使っているからです。
簡単に言うと電磁波により水の分子が激しく動いて熱を出すわけです。
人も思いっきり走ったら体が温まりますよね。
物は全て分子から出来ていますが、特に水の分子が良く運動するらしいです。
調理した食べ物には水分が含まれていますから、良く熱を出すわけです。
当然、乾燥した物(海苔など)は温まりにくいです。
また、電磁波は金属だと反射してしまい、ガラスや陶磁器だと通過します。
だから、電子レンジ用の容器は耐熱ガラス(普通のガラスは熱で割れる事が有ります)
や陶磁器を使っています。
(最近は電子レンジ用のシリコン容器も作られています)
超簡単に言うと、温めたい物(ご飯やおかず等)自身の持つ水分で熱く成ると言う事です。
文章:エムユー