高校野球で一週間の球数を500球までとする案を発表した。3年間は様子見のため、ペナルティーは課されない。
球数制限を設けるのは良いことだと思うけど、500ではほとんど意味をなさないのではなかろうか。一週間でそれだけのボールを投げれば、故障するのは避けられない。中一日で100球の投球は、投手の肩、肘に大きな負担となる。(一週間で500以内なら投げられる計算)
選手のことを本当に思うなら、一週間の投球制限を200~250くらいに設定したほうがよい。これくらいなら故障せずに投げることができる(一週間で二日以内という規定を設けるとなおよい)。1試合で100球以上投げた場合、中4日以上空けるなどの規則を設ければ、故障する確率はぐっと低くなる。
地区予選の間隔をあけることはできても、本戦の休養日の増加は、阪神甲子園球場を使用する関係で非常に難しい。日程の間隔を空けるのは現実的ではないので、他の対策が必要となる。甲子園に出場するチームは、複数の投手を用意しておかなければならない。
最後の高校野球で燃え尽きたいという思いはわからなくもない。そうだとしても、身体に故障を残さないようにしてほしい。大きな障碍を抱えてしまうと、人生を棒に振ってしまいかねない。自分の人生は自分で守るようにしよう。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191116-00014243-gentosha-ent
©「週500球以内」高野連の球数制限で問われる指導者の責任|日本野球よ、それは間違っている!(幻冬舎plus) – Yahoo!ニュース
文章:陰と陽