福祉・医療

障碍者の叫び

 

 日本では障碍に対する差別意識が根強く残っている。相手が見えないインターネットは顕著で、書き込みのできるサイトでは、読むに堪えない文章が大量に並んでいる。閲覧するだけで、心を痛める内容がてんこ盛りだ。

 そのような状況で、障碍者であることを他人に打ち明ける。はっきりといってハードルは非常に高いといわざるを得ない。よほどの勇気がなければ、自分のことを隠し通そうとするのは自然な流れだ。

 障碍者であることを打ち明けた場合、そっぽ向かれる確率はかなり高いと思われる(一部はプラスに働くこともある)。当事者であることを理由に距離を取られたら、計り知れないほどのダメージを受けることになる。数回続いたら、生きる希望すらを完全に吸い尽くされてしまう。

 障碍者であるだけで、肩身の狭い思いをしなければならない。心安らぐ環境を確保できないのであれば、地上に生まれてこなければよかった。生まれてから死ぬまで、差別と向き合い続ける人生なんてとても耐えられない。

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 依存症への精神科医の拒否感は強い
  2. 豊富なプログラムを組んでいる、就労移行支援事業所(工賃も支給)
  3. 支援者と利用者【障碍編】
  4. メンタルヘルスを対象とした事業所の紹介(沖縄県)
  5. ハンデを抱えたことを嘆かないように(ピアノ)
  6. 利用者に暴力をふるう前に介護職をやめるべき
  7. 勤務中の全面禁煙を取り入れてみてはいかがだろうか
  8. 障碍者の生涯工賃と比べてみた
PAGE TOP