コラム

「サブ」カルチャー?

最近、新聞がどんどん薄くなっていることに、どうしようもない時代を感じます(挨拶)。

と、いうわけで、フジカワです。

先日、ガ○トでカレーライスを食べました。

「本気盛り」というメニューにしてみたんですよ。

唐揚げとハンバーグとトンカツとエビフライと目玉焼きが載っていました。

「うわあ、男の子!」

そう思わない奴がいるのか? とかしみじみしてしまった今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回の記事は、「あくまで、脇役ですからね?」とかいった話です。

MANGA、つよい

さて。今やすっかり世界を席巻している感がある、日本のアニメやマンガ。

例えば、アメリカなどでは、本場の(?)アメコミを仏契(ぶっちぎり)で引き離しているらしい。

MANGAは、近年かまびすしいポリコレの圧力に屈していないから、という説もある。

まあ、この辺は諸説あるので、あまり深掘りはしません。

つうか、やったらそれで、メタクソ長くなりますし。

ただ、僕も、MANGAの中にこそ、いろんな意味での「多様性」があると信じている一派です。

今の時代、いわゆるところの「海外の反応」などは、あちこちで見られます。

中には、日本国内よりも、海外での方が人気の作品があったり。

そういうケースを見ると、なんか日本人としてプライドを満たされる錯覚がします。

「サブ」か?

日本のマンガやアニメがきっかけで、来日する外国人もいるほどです。

加えて、アラブのオイルマネーが、50年前のロボットアニメを復刻させるなど。

理解ができない、あるいは、蛇蝎の如く嫌っている層に、何をどう説こうが無駄ではある。

ではあれど、日本のアニメやマンガは、もはや世界的なコンテンツ。

アニメやマンガを嗜むだけで、社会不適合者の烙印を押されていた世代。

要するに僕達なんかの世代からすれば、隔世の感アリアリです。

「補助的」という意味での「サブ」カルチャー。

そのはずなのですが、ここまで来ると、なんか「サブ」じゃないですよね。

違法アップロード問題

この話題を語る上で、避けては通れません。

YouTubeなんかでも、違法アップロード動画なんざ、山ほどあります。

昔から問題になっているのが、いわゆる「ファンサブ」バージョンのアニメ。

一応ざっくり説明すると、無許可で英語(に限らず、各国語)の字幕が付けられたアニメです。

聞いた話じゃ、放映翌日にはもう、ファンサブ版が出回るらしい。

そんなところで仕事が早くてどうする!?

……とは思えど、需要があるからなんですよね。

ちょっと今のところは、その界隈がどうなっているのかは調べていません。

国内で放映するのと同タイミングで、公式が字幕を付けたものを配信する。

たとえばそういう風にすればいいの「かも」知れない。

ただ、その試みをしているところを、小耳にさえ挟まない。

単に、僕のアンテナが低いからでしょうか?

もしかしたら、余計なコストがかかるから、でしょうか? 知らんけど。

これを書いている現時点。

そこでは、違法アップロード動画の「視聴」は罪に問われないらしい。

ただ、将来的には分からない。

むしろ、罪に問われる可能性が高いとのこと。

酷な話

違法アップロードが、犯罪なのは当たり前です。

しかし、見るのも罪、となると、個人的には現実味がない。

なるほど、配信元が公式ではないものは、ほぼクロであろう。

そうではあっても、視聴者って、逐一配信元を詳しくチェックしないはずです。

仮に「視聴」だけで罪に問われたなら。

知らないうちに犯罪者になっているケースが多発するでしょう。

「知らなかったでは済まされない」

そうは言えども、ほとんどの人が「知らない」ままだと思います。

なぜなら、大半の人間が「自分には関係がない」と思ってるでしょうから。

視聴まで違法になれば、どれだけの犯罪者が「生まれる」のやら?

やっぱり、現実味がないと個人的には思います。

愛は否定されたくないよなあ

まさか僕も、特例を設けろ! などとは言いません。

まして、犯罪を擁護するわけでも、助長するわけでもない。

そこだけは皆様、どうかくれぐれも勘違いなさらぬように願います。

でも、純粋な「好き」に基づいて作られた動画などもあります。

例えば、「○○に対するリアクション」など。

いちファンとして、海外の視聴者の反応やコメントを読むのが楽しい。

「あ、このセリフは、こういう英訳になるのか!」

そんな、地味な知的好奇心も満たせたりする。

うん。違法アップロード動画には変わりない。

とは言え、ギチギチに締め付けて、一切合切の「違法」がない、「綺麗」な状態。

それもまた、どこかいびつだとは、うっすらと思います。

あくまで「サブ」

いかにマンガやアニメが市民権を得ようが、「メイン」にはなれない。

永遠の「サブ」カルチャー。

「すっかりメジャーになったマイナージャンル」で、いいと思います。

どこまで行っても、親の仇みたいに見る、あるいはバカにする人間は、いなくなりませんしね。

日本のアニメやマンガは、れっきとした、世界で戦えるコンテンツではある。

昔ほど、嗜むことに肩身も狭くする必要もなくなった。

しかし、節度をわきまえて。

つまりは、周囲に押しつけがましくならないように、おだやかに楽しみましょう。

 

んじゃまた。

 

文章:フジカワ

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