先日、年初に脳溢血を起こしたという、かつての恩師から電話がありました。
会話ができる程度には回復されていたようですが、少し呂律が回っていないところがあり、痛ましかったです(挨拶)。
と、いうわけで、フジカワです。
なんか知らんうちに、姉がコロナに罹ったという事を知り、「ファッ!?」とか思う今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回の記事は、「公共交通機関、だしねえ?」とかいった話です。
定型句
さて。皆様の中にも、日々公共交通機関を利用される方が多いと思われます。
電車であれ、バスであれ、アナウンスが流れます。
「車内での、携帯電話での通話はご遠慮ください」
もはや、驚くには値しませんよね。
でも、皆様。「なぜ?」を、お考えになった事はありますか?
この点について、多少ひねくれてはいますが、僕の考えを。
輪がママなら
三角はパパなのだ。
は、いいとして、人間というのは、かなりワガママなものです。
個人的に思うのが、他者との関わり合い。
あくまで、僕個人の経験上の話です。
ですが、他人って、いったん誰かと接点を持ったなら……
割と無遠慮に、こっちのことを、根掘り葉掘り聞いてくるもの。
デリケートな領域であれど、お構いなしです。
イラッ☆ とすることも、少なくはない。
で、ありながら、「こちらが聞いていないこと」。
それを聞かされるのは、とても嫌がられます。
この辺、必要のない身勝手な自分語りが嫌われるのと同じです。
電話=プライベート
僕は、昭和のオッサンです。
なので、社会に出て少し経つぐらいまで、「携帯電話」というもの自体がなかった。
いえ、これは、今述べたところで、あまり意味はない。
ただ、そもそも「電話」というものは、プライベートな性質を持っています。
なるほど、オフィス内での業務の電話なんかは除外できるかもしれない。
しかし、やはり電話は、一対一のコミュニケーション。
つまり、プライベートな側面が拭い去れない。
知りたくないこと
先述の通り、公共交通機関の中では、携帯電話での通話は禁止されています。
まあ、中には堂々とくっちゃべるタイプもいますけどね。
しかし、なぜ、禁止されているのでしょうか?
僕はこう考えます。
「誰も、『無理矢理』他人のプライベートを聞かされたくない」
確かに、うるさいから、という理由もあるでしょう。
しかし、「聞きたくもない話を、無理矢理聞かされる」。
このことが、結構な嫌悪感を呼ぶはず。
みんな、勝手なんですよ。
とは言うものの、僕自身が「そう」でもあります。
他人様の身の上を、不必要には探らない。
でも、嫌なんですよね。
頼んでもいない、他人の「プライベート」を聞かされるの。
あ、ビジネスマンの仕事の電話。
それも、「他人には関係のないこと」です。
なので、広義では「プライベート」に分類します。
情報的露出狂
公共交通機関内であれ、平気で電話をするタイプ。
こういう人は、気付いていない。
自分が、「プライベート」を率先してさらけ出していることに。
なるほど、そこまで想像が至らないだけかも知れない。
「頼まれてもいない、自分語り」
そんなものは、誰一人望んでいない。
で、ありながら、嬉々として「披露」する。
個人的には、「情報的露出狂」とでも呼びたい。
そういうタイプに限って、「プライバシーがー!」とか。
声高に言ってるんじゃねえか?
そんな、過ぎるほどの偏見。
ちなみに僕は、スマホを常時、マナーモードにしています。
特に頻繁にかかってこないですし。
さりげにぼっち自慢をして、残暑。
んじゃまた。
文章:フジカワ