コラム

いつの時代も主婦は大変

出典:© いらすとや. All Rights Reserved.

カムバック母の日

母の日がもう一つあることをご存知だろうか。

母の日といえば、5月の第一日曜日に毎日お世話になっているお母さんに感謝する日なのだが、実はもう一つ母の日的な日がある。

的な、と書いたのは正確にいうと母の日ではないからだ。

では、その日は何月何日で何の日なのかというと、9月の25日、その名も「主婦休みの日」だ。

主婦と母。微妙に違うが、休みがないという意味ではほぼ同じ。子供たちはお母さんに、旦那さんたちは嫁さんに休みをあげるという日だと解釈している。

この日にどういう歴史があるのかは全く知らないが、母の日に失敗した筆者にとってはリベンジの日でもある。

今度こそ完璧に休みを与えるのだ!洗濯物は出来ないが。

オカズがもやしばかりになっても文句言うな

最近は昼ドラみたいにドロドロしたテーマの漫画が増えたように思える。いや、広告に出るのがそんなんばっかりなだけか。

彼氏、旦那が彼女、嫁を見下して浮気するみたいなストーリー。それらを見ていて思っていたことがある。

男は確かに家庭を支える大黒柱とされているが、主婦は家庭内では女帝だ。

オカズに文句をつければ、怒らせてしまい、これからは自分で作れと言われたのでそうしようとするが、財布の中身はしっかり握られているので、下手をすると食事代だけで使いはたしてしまうことになる。

洗濯物にしてもそうだ。

女帝に逆らえば、今まで主婦が担っていた家事が一気にのしかかってきて大変なことになる。なので旦那は大人しく女帝の座布団に徹していることが色々と身のためだろう、と筆者は思う。子供も。

それに昔からある、「女は男の何歩か後ろを歩く」みたいな言葉も、貞淑を表しているのではなく、実は「背中に気を付けな」という意味ではないかと思っている。

「いつでもあたしの相棒(包丁・布団たたき)が後ろで唸ってることを肝に銘じておきな」

みたいな感じだ。

女帝の名に相応しいというか、何というかだ。

足軽主婦、参る! 

そんな女帝には休みがない。

体を壊されたら飯にありつけない。なので女帝こと主婦に休みの日を作ってあげようではないか。

もしかしたらこっちの作った料理に文句をつけられるかもしれないが、それも主婦の大変さを知るいい機会だ。

さあ、9月25日はエプロンという名の戦闘服を身につけて、一日主婦になろう。一日中は無理でも手伝いくらいはしよう。

明日の飯の為に。

 

文章:ぴえろ

関連記事

  1. 世界の国と国旗☆第73回目 シエラレオネ共和国
  2. 定価が安い靴 – 履くのは止めよう
  3. 【第一回】【「これから何が売れるのか?」がわかる人になる5つの方…
  4. 夜行バスにのるときに気をつけたいこと3選
  5. 降水確率0パーセントで雨が降ることもあれば、降水確率100パーセ…
  6. 世界の国と国旗☆第90回目 セネガル共和国
  7. 松本俊彦『薬物依存症』(ちくま新書):ケアを考えるシリーズ4作目…
  8. 復讐代行サービスとは

おすすめ記事

学んだことを血肉に

仏法では身口意の三業を説きます。業とは行いのことで、身の行い、口で言ったこと、思…

京阪電車で一日に一本だけ走行する深夜急行

 京阪電車には「深夜急行」と呼ばれる、列車種別が存在します。他の会社にはなく、京阪電…

心だけは若くありたい

 人間は年を取る生き物。ずっと若いままでいることはできず、一年ごとに身体が老いていく…

人間は出会った瞬間が一番楽しい

 人間づきあいは出会ったときが一番楽しい。そのように感じたことはないだろうか。 …

西山朋佳奨励会三段の第68期の四段昇格が消滅

 西山女流三冠の第68期における四段昇格はなくなった 西山朋佳奨励会三段は202…

新着記事

PAGE TOP